若いプレイヤーを中心にチームを構成したジャイアンツ、お互いに今シーズンの初戦となったウェスタン・ブルドッグスとの戦いに31点差で負けた。

ブルドッグスのミッドフィールダーKoby Stevensはたくさんのポゼッションを集め、フォワードのJake Stringerは試合で最も活躍していた。

ジャイアンツは試合開始直後に連続で2ゴールを決め、流れを掴んだ。一方のブルドッグスはゴールショットの正確性を欠き、最初のゴールを決めるまでに6つものビハインドを記録した。

しかし、時間が経つにつれて、流れは経験豊かなブルドッグスに。この日唯一のスーパーゴール（NABチャレンジの特別ルール：ゴールから50ｍ以上離れてキックしたボールがゴールに入った場合は得点が9点となる。）を決めたTom Campbellを初め、それぞれのプレイヤーが縦横無尽にグラウンドを走った。

一方でジャイアンツにもたくさんの収穫があった。この試合は主力プレイヤーのPhil Davis、 Callan Ward、Shane Mumford、Heath Shaw、Ryan Griffen、Steve Johnson、Dylan Shiel、Jeremy Cameronなどが出場しておらず、若いプレイヤーが経験を積む機会となった。

監督のLeon Cameronは、プレイヤーたちはブルドッグスの早いペースについていくことができなかったと試合を振り返る。

「プレシーズントレーニングを行ってきて、試合の感覚がなかったため、少し戸惑っていたようだった。」
「本来はできるプレーができておらず、反対にブルドッグスは自信を持ってプレーしていた。」
「ブルドッグスは昨年もファイナルに出場した良いチーム。我々もそのレベルまで到達しなくてはいけない。」
「試合が始まって３分の２ほどは良く戦えていたが、最後の３分の１は相手にやられてしまった。」

ラックマンのRory Lobbはフォワードラインでも良いターゲットとなり、2ゴールを決め、コンテストマークも多く決めた。さらに経験豊かなRhys Palmerとの連携も良くボールが早く展開していた。

ゲームキャプテンを任されたStephen Coniglioは中盤で最後まで走り続け、2ゴールを決めた。Josh KellyとNathan Wilsonもハーフバックラインから飛び出すプレーが見られ、たくさんのポゼッションを得た。

フォワードに入ったJames Stewartも2ゴール、Will Hoskin-Elliottも2ゴールを決めた。

ジャイアンツは3月4日（金）、Drummoyne Ovalにてシドニー・スワンズと対戦する。

SUPERGOALS

Greater Western Sydney: Nil

Western Bulldogs: Campbell

GOALS

Greater Western Sydney: Lobb 2, Hoskin-Elliott 2, Coniglio 2, Stewart 2, Tomlinson, Scully, Hopper

Western Bulldogs: Stringer 3, Campbell 2, Macrae, Daniel, Wallis, Picken, Stevens, Roughead, Hrovat, Suckling

Official crowd: 5,636 at Manuka Oval, Canberra