シドニーダービーは完敗。(R3 vs. Sydney Swans)

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シドニーダービーは完敗。(R3 vs. Sydney Swans)

GWS Giants 日本語サイト

投稿日時：2016/04/11(月) 18:17

2016年4月9日(土) 日本時間15:35ボールアップ＠SCG（シドニー）

SYDNEY SWANS 2.3 5.4 8.7 14.9 (93)

GREATER WESTERN SYDNEY 0.2 4.4 6.5 10.8 (68)

シドニー・スワンズのLuke Parker（30ポゼッション）、 Josh Kennedy、Dan Hannebery、そしてKieren Jackのスターたちの活躍によって、ジャイアンツの勝利は阻まれた。ジャイアンツが誕生してから9回目となったシドニー・ダービー。68-93の完敗だった。

スワンズの監督John Longmireは試合後に落ち着いた語り口で話をした。

「五分五分のボールがたくさんあった試合だったが、我々のミッドフィールダーは良くボールにアタックできていた。そのことで攻撃のリズムができたのだと思う。」

ジャイアンツも流れをつかんだ時間帯があったが、フォワードでターゲットになるプレイヤーがおらず、体を酷使して獲得したボールも得点につなげることができなかった。

ジャイアンツのディフェンスの要、デイビスは、スワンズの得点源であるFranklinとマッチアップ。競り合いで何度も会場を沸かせた。

キャメロン監督はディフェンダーの動きを評価しながらも、徐々に相手のプレッシャーに押され気味になっていたと試合を振り返った。

「スタッツの内容が徐々に劣勢になっていた。ということは、相手がより良いプレーをしていたということだ。」「ディフェンスは良く戦っていた。相手のフォワードに負けている感じはなかった。」

「ディフェンスの時間が多く、ボールをはね返すだけのシーンがたくさんあった。こういった戦いを続けていては勝てない。」

試合が始まって、両チームともボールにプレッシャーをかけ続け、効果的にフォワードエリアにボールを運ぶことができずにいた。お互いになかなかゴールを奪うことができず、スワンズのミッドフィールダーTom Mitchellのゴールが生まれたのは試合が始まって18分が経過したときだった。

スワンズのHanneberyは第2クウォーターに入ってリズムをつかむ。一方のジャイアンツのシールも中盤でボールを獲得し始めた。シールはコニリオとパルマの連続ゴールに絡む活躍を見せ、スワンズの足が止まった時間帯に、フォワードのパトンがチーム3連続ゴールを決めた。

ベテランのグリフェンも体を張ったプレーを見せたが、再びHanneberyにゴールを許し、リードされてハーフタイムへ。前半のインサイド50の数は、18-35とスワンズに大きく差をつけられていた。

第3クウォーターに入っても試合の流れは変わらず、スワンズに何度もインサイド50に攻め込まれた。しかしその度にディフェンスが良くボールをはね返す。

ディフェンスのショー、デイビス、パットフルが活躍し、相手にプレッシャーをかけ続けるものの、HeeneyやFranklinにゴールを奪われ15点差で最終クウォーターへ。

最終クウォーターに入ると、ホームの声援が後押ししたか、スワンズが一気にたたみかけた。開始7分でFranklin、Parker、Papleyに立て続けにゴールを奪われ、ジャイアンツも何とかゴールを返したものの、その後もスワンズの猛攻は続いた。最後は経験豊かなプレイヤーを相手に、為す術がなく試合が終わった。

来週の試合、ジャイアンツはポートアデレードをキャンベラに迎える。