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再び5位へ!(R13 vs. Essendon Bombers)
2016年6月19日(日) 日本時間15:40ボールアップ @エティハドスタジアム(メルボルン)
ESSENDON 4.5 9.8 10.11 12.18 (80)
GREATER WESTERN SYDNEY 2.7 7.8 11.13 17.15 (117)
GWSジャイアンツは勢いに乗ったエッセンドンを何とかかわし、27点差で勝利を収め、5位に再浮上した。
現在最下位のエッセンドンに12点差のリードを奪われてハーフタイムを折り返した。この日にエティハドスタジアムに詰めかけたのはわずか14,463人であったが、エッセンドンのホームということもあってスタジアムの雰囲気にのまれていた。試合は最終クウォーターまでもつれたものの、最終クウォーターの後半にようやくリズムをつかみ、エッセンドンを117-90で下した。
なかなかリズムに乗れないのは、プレイヤーの怪我にも原因があった。デイビスは左足を痛め、ハインズはハイマークを競り合った際に背中を強打した。
一方のエッセンドンもハインズとのハイマークの際に競り合ったFantasiaが脳震盪のチェックのため、20分間試合を退場した。この日、Fantasiaはフォワードラインで大活躍し、4ゴールを決めていた。
さらにエッセンドンはミッドフィールダーのDavid Zaharakis、50試合目のZach Merrett、ディフェンダーのJames Gwilt、Anthony McDonald-Tipungwuti、Patrick Ambroseが活躍。特にディフェンスラインはうまく連携を取っていたため、ジャイアンツのキャメロンは2ゴールに抑え込まれてしまった。
ジャイアンツはこの日AFLデビューのマシュー・ケネディーが後半に3ゴールの大活躍。グリーンも4ゴールを決め、フォワードのプレイヤーとして定着したことを証明した。
ミッドフィールダーのコニリオ、ディフェンダーのショーは競り合いの中で多くのボールを獲得した。しかし、エッセンドンの気持ちに負け、ショーは珍しくキックミスを連発してしまった。
ジャイアンツのキャメロン監督はエッセンドンのボールへの圧力に屈し、リズムがつかめなかったことに不満そうだった。
「初めの10分間はよかった。しかし、その後は単純なミスが続き、得点につなげることができなかった。」キャメロン監督は試合後のインタビューに答えた。
「いつも試合中に問いかけなくてはいけないことがある。その気があるか?私はいつも自信を持って勝ちにいく気があると答えることができる。プレイヤー達もそうだろう。しかし、今日のエッセンドンは非常に良いプレーをし、それに対応することができなかった部分があったのも確かだ。」
一方のエッセンドンの監督John Worsfoldは、この試合が今年度のエッセンドンのベストゲームか判断することは難しいが、スタッツ上でいくつかの部分で良い記録が出ていると話した。
「いくつか良かった点があったが、今年度でベストだと評価できるのはインサイド50とスコアリングショットだ。」
「点差を広げられた最終クウォーターでさえも、ボールを支配できていたし、何度もインサイド50にボールを運ぶことができていた。しかし、何度かカウンターアタックを受けて簡単なゴールを相手に与えてしまった。」
「最終クウォーターはスコアだけ見るとこの試合で最悪だったが、8回もゴールへのキックをして、20回もインサイド50に入ることができた。これからより磨きをかけて、得点につながるように修正していきたい。」
ジャイアンツは最下位のエッセンドンとの試合で、得点率を伸ばしておきたかったところだったが、それに失敗した。シドニースワンズとのダービーを制し、10連敗中のエセンドンに対して気持ちのゆるみがあったことは認めなくてはいけない。
試合開始15分でジャイアンツは相手より12回も上回るインサイド50を記録した。それにも関わらず、13-6と点差を広げることはできなかった。
エッセンドンは徐々にクリアランスを制し始め、ランニングアタックが機能し始める。その後の9つのスコアリングショットの内、8つはエッセンドンのショットだった。第1クウォーターが終了するころには10点差のリードを許していた。
エッセンドンが第1クウォーターをリードして終えたのは今年度2回目。(あとの1回は唯一の勝利であったメルボルン戦であった。)さらにエッセンドンは第2クウォーターも16点差のリードで折り返す。ジャイアンツはエッセンドンのボールへの勢いに対応できないままハーフタイムを迎えた。
今年度エッセンドンは平均して58点しか得点できていないが、この試合ではハーフタイムの前にその記録を越えていた。ジャイアンツはターンオーバーから得点されるシーンが多く、いかに相手のプレッシャーが強かったかがスタッツ上からも見て取れた。
ディフェンスのデイビスは珍しく相手のLeuenbergerに競り負け、2ゴールを奪われた。さらにLeuenbergerとラックマンをローテーションしていたJamarにも2ゴールを許し、高身長のフォワードに得点を許すシーンが多かった。
第3クウォーターに、エッセンドンは一気に点差を広げる機会を得たが、フォワードのJoe DaniherとMitch Brownが相次いでセットショットを外した。
ジャイアンツはAFLデビューのケネディーの初ゴールでこの日初めてのリードを奪うと、さらに1分後に同じくケネディーがゴールを奪い、キャメロンも続いて14点差にリードを広げる。
エッセンドンもFantasiaとBrownの連続ゴールで食い下がるが、その後はジャイアンツが流れを掴み、3ゴールを奪ってリードを20点に広げた。それでもエッセンドンはDaniherのロングショットで粘ったが、ジャイアンツは相手のミスからカウンターを仕掛け、再度は点差を広げて試合に勝利した。
ジャイアンツはホームに戻り、土曜日のカールトンとの戦いが待っている。
試合ハイライト
ケリーのスピンショット!
GOALS
Essendon: Fantasia 4, Jamar 2, Brown 2, Leuenberger 2, Daniher 2
Greater Western Sydney: Greene 4, Kennedy 3, Williams 2, Cameron 2, Griffen, Hopper, Kelly, Reid, Patton, Coniglio
BEST
Essendon: Kelly, Zaharakis, Cooney, Fantasia, Merrett, Jamar
Greater Western Sydney: Coniglio, Williams, Greene, Ward, Shaw
INJURIES
Essendon: Nil
Greater Western Sydney: Davis (foot), Haynes (back)
Reports: Essendon's Mark Jamar for verbal abuse in the first quarter
Umpires: Nicholls, Findlay, Fleer, Pannell
Official crowd: 14,463 at Etihad Stadium
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