一般社団法人日本オーストラリアンフットボール協会
専修パワーズ
あのころ、君は若かった。
男、左右田智和に惚れました。
TOP LEAGUEの開幕戦、名古屋レッドバックスと の試合を見ながら、「大した野郎だ!」という感嘆符付きの感想が自然と口をついて出た。
勝つためにすべてをかなぐり捨てるパワーズの象徴が左右田智和だった。戦慄を覚えたのが去年9ゴールを奪われたレッドバックスのダン・ジェンキンスへの対応。DF対FWの戦いというよりヒットマンとその標的という感じで「お前を的にかけちゃるけんね」という広島弁が聞こえてきそうだった。
勝つためにすべてをかなぐり捨てるパワーズの象徴が左右田智和だった。戦慄を覚えたのが去年9ゴールを奪われたレッドバックスのダン・ジェンキンスへの対応。DF対FWの戦いというよりヒットマンとその標的という感じで「お前を的にかけちゃるけんね」という広島弁が聞こえてきそうだった。
空中戦では競り合いを装いながら腕を使ってダンを痛めつけた。相手がそれに怒って抗議すると「何か文句あるんかい」と、にらみの倍返し。ハンサムなオージーFWはフットボールをするつもりでも、左右田の方は「俺は今日はフットボールやのうてファイトするつもりなんで」という並々ならぬ決意を濃厚ににおわせる。危ない気配を漂わせながらも頭は確実に覚めているのだから、なかなかうまい演出である。
思うに、戦う前から「あいつと今日マッチアップするのか」と朝からFWを憂鬱にさせるようなDFはどんどん減っていっている気がする。背後からのプッシュの厳罰化など選手の体を守る方向に規則が強化され、ハンドボールやバスケみたくパスを滑らかに回す必要にも追われてDFがスマート化しているのだろう。それはフットボールの進化なのだろうが、ちょっとノド越し爽やかすぎる気がしないでもない。それで左右田のざらついたプレーに妙に引かれたのか。
日本の場合、ファイトさせても強そうな人材はフットボールより野球にいそうだ。左右田のような人相を見ていてそう思う。
今年の開幕戦、そんな相手との駆け引きの中から生まれたワンチャンスで、ロングシュートを見事に決めて見せた左右田。二年前のJAPAN CUP決勝で敗れ、さらに去年レッドバックスに敗れてからのその悔しさが彼を一回り大きくさせた。そんな成長を感じずにはいられないゴールだった。
そんな彼の率いる今年のパワーズには、とてもワクワクする。
佐藤拓未
日本の場合、ファイトさせても強そうな人材はフットボールより野球にいそうだ。左右田のような人相を見ていてそう思う。
今年の開幕戦、そんな相手との駆け引きの中から生まれたワンチャンスで、ロングシュートを見事に決めて見せた左右田。二年前のJAPAN CUP決勝で敗れ、さらに去年レッドバックスに敗れてからのその悔しさが彼を一回り大きくさせた。そんな成長を感じずにはいられないゴールだった。
そんな彼の率いる今年のパワーズには、とてもワクワクする。
佐藤拓未
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