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2連敗で6位へ転落。(R11 vs. Geelong Cats)
投稿日時:2016/06/06(月) 18:05
2016年6月4日(土) 日本時間15:35ボールアップ @Simonds Stadium(ジロング)
GEELONG 2.3 6.7 9.10 14.14 (98)
GREATER WESTERN SYDNEY 4.2 6.2 10.2 14.4 (88)
ジャイアンツは3度のプレミアシップに輝いたジョンソンの古巣、ジロング・キャッツとの戦いに10点差で敗れた。
3位と4位の戦いとなったこの試合、お互いに一歩も譲らない激しい戦いとなった。4クウォーターの激しい攻防が繰り広げられたが、最終的には88-98で試合終了となり、ジャイアンツは惜しくも勝つことはできなかった。
キャッツはカールトンとコリンウッドにまさかの2連敗を喫しており、ゴール前での決定力不足を克服し、この試合でなんとかチームを立て直す必要があった。ジャイアンツを下したキャッツは今シーズン8勝目となり、上位4位の座を守った。
先週、アデレードに遠征してクローズに敗退したジャイアンツは、メルボルンへの遠征でも勝利を手にすることはできなかった。この試合は8回も逆転が起こるシーソーゲーム。第1クウォーターでは11点差をつけていたが、ハーフタイムに入ることには5点差を追いかける展開となっていた。
キャッツの猛攻に合った後、ジャイアンツも盛り返し、第3クウォーターには反撃に成功する。最終クウォーターに入るころにはわずか2点の点差を追いかけていた。
キャメロン監督は決してあきらめない戦いは高く評価したが、結果として負けているタイミングで試合が終わったことに残念そうだった。
「キャッツが勝ったのは必然だったのかもしれない。」キャメロン監督は試合後に話をした。「キャッツは良いタイミングで良いプレーをしていた。」「我々はなんとか食い下がり、何度も反撃し、最後まで勝利をあきらめなかった。そのことは誇りに思う。」
「しかし、最後で頭の集中力が切れて、良いタイミングで良いプレーをすることができなかった。」
試合序盤から終盤までジャイアンツのディフェンス、デイビスに抑えこまれていたキャッツの得点源Tom Hawkinsは最終クウォーターに2ゴールを決めた。さらにDaniel Menzelが2ゴールを立て続けに決めた。
古巣を相手にしたジャイアンツのフォワード、ジョンソンは試合開始から一気にエンジンをかける。セットプレーで果敢にボールにアタックし、さらにスプリントしながらこぼれ球を拾ってスナップゴールも決めてみせた。
長年慣れ親しんだキャッツのファンの目の前での大活躍。キャッツのファンにブーイングを浴びることなく、彼がいかに尊敬されていたか感じさせる試合となった。
ジョンソンは複数ゴールを獲得することはできなかったものの19ディスポーザルの大活躍。グリーンとウィットフィールドは3ゴールずつ決め、スカリーは縦横無尽にグラウンドを走り回って2ゴールを獲得した。
ウィットフィールドは28ディスポーザル、シールは32ディスポーザルと1ゴールだった。キャプテンのワードも22ディスポーザルと1ゴールと活躍しながら、相手のキーマン、Patrick DangerfieldとJoel Selwoodらとマッチアップして攻撃の芽を摘んだ。
ジャイアンツの活躍もあったが、キャッツのスーパースターたちも同様に試合で輝いていた。Selwoodは29タッチ、さらに重要な時間帯にゴールも決めた。Dangerfieldは32ポゼッション、Guthrieは27ポゼッションと2ゴールを獲得した。
試合序盤はジャイアンツのマムフォードに抑え込まれていた、キャッツのラックマンZac Smithは徐々に調子を上げ、31ヒットアウト、10クリアランス、1ゴールの大活躍。彼のキャッツでのキャリアのベストゲームと言っても過言ではない内容だった。
キャッツの監督Chris Scottは試合後にインタビューに答えた。
「両チームお互いに、プレーしたいスタイルを出すのが難しい試合だった。もしスペースを与えてしまったら、ジャイアンツはものすごく良いプレーをするチームだ。一度勢いに乗ると止められないのは分かっているので、難しい指揮となった。」
「球際できちんとしたプレーができていた。人数もかけることができていたし、良いスキルを出しながら競り合いに勝つことができていた。」
ジャイアンツは来週、シドニーダービーとなるシドニー・スワンズとの戦いを控えている。ファイナル進出の8チーム以内に入れるか、息の抜けない戦いが続く。
試合ハイライト
ジョンソンのスナップショット!
GOALS
Geelong: Menzel 3, Guthrie 2, Kersten 2, Hawkins 2, Murdoch, Smith, McCarthy, Henderson, Selwood
Greater Western Sydney: Greene 3, Whitfield 3, Scully 2, Johnson, Steele, Shiel, Patton, Ward, Hopper
BEST
Geelong: Selwood, Smith, Henderson, Bartel, Guthrie, Dangerfield, Enright, Menzel
Greater Western Sydney: Shiel, Scully, Williams, Ward, Whitfield, Davis
INJURIES
Geelong: Nil
Greater Western Sydney: Nil
Reports: Nil
Umpires: Nicholls, Hay, Jeffery
Official crowd: 22,007 at Simonds Stadium
2016 Round12 vs. Swans
投稿日時:2016/06/06(月) 18:03
2016年6月12日(日) 日本時間15:40ボールアップ
VS シドニー・スワンズ
@スポットレススタジアム(シドニー)
終盤の猛攻も及ばず。(R10 vs. Adelaide Crows)
投稿日時:2016/05/30(月) 18:39
2016年5月28日(土) 日本時間18:40ボールアップ @アデレードオーバル(アデレード)
ADELAIDE 4.6 6.11 14.13 15.17 (107)
GREATER WESTERN SYDNEY 2.1 7.3 8.3 13.7 (85)
クローズの得点源であるキャプテンのTaylor Walker、そして今シーズンも多くのゴールで観客を魅了しているEddie Bettsを止めることができず、クローズに22点差をつけられての敗戦となった。WalkerとBettsにはそれぞれ5ゴールを許した。
ジャイアンツはシールが29ディスポーザル、2ゴールの活躍、ケリーは29ディスポーザル、コニリオも30ディスポーザルと活躍した。
一方のクローズはRichard Douglasが7クリアランス、Jarryd Lyonsもクリアランスは7つ、Rory Atkinsは28ディスポーザル、Brodie Smithが 26ディスポーザル、Josh Jenkinsは3アシストとそれぞれのポジションで多くのプレイヤーが活躍した。さらにディフェンスエリアではKyle CheneyとKyle Hartiganが素晴らしいプレーを見せた。
クローズの監督、Don Pykeは、第3クウォーターに8ゴール取ることができたのを高く評価した一方、第4クウォーターに追い上げられたことに関しては、残念そうだった。
「試合を通して、力強く満足できるプレーができた。」「特に第3クウォーターはスペースが生まれ、ボールをきれいにつなぐことができた。」「しかし、ジャイアンツには最後まで粘られた。」
試合序盤、クローズはSam JacobsとScott Thompsonを中心に中盤を支配し、数多くのゴールチャンスを作ったが、フォワードでの決定力に欠けた。第1クウォーターは4ゴール6ビハインド、第2クウォーターは2ゴール5ビハインドと、ジャイアンツが詰め寄る中、フォワードラインでのプレーの正確性が課題となった。
ジャイアンツはシールとコニリオ、ケリーが多くのポゼッションを獲得し、何度もゴールチャンスを生んだ。スティールは角度のないところからセットショットを決め、シールとホッパーも続き、ハーフタイムを迎えるころには2点差にまで点差を縮めた。
クローズは第3クウォーターで一気に爆発する。フォワードのBettsはスペースを見つけてボールを獲得し始める。昨年、ゴール・オブ・ザ・イヤーを受賞した時と同じエリアで、バウンダリ―ラインを出かかったボールをキープすると、相手をかわしてスナップショットのゴールを決めた。彼の天性の能力を見せつけられたクウォーターとなった。
46点と差を広げられて迎えた第4クウォーター、ジャイアンツはここから追い上げを見せた。
長身のロブと、中盤のスカリーがゴールを決めると、グリーンもそれに続く。クローズのファンが静まりかえる時間帯が続いた。グリーンがさらにゴールを重ねて点差を17点としたが、エンジンがかかるのが遅すぎた。ディフェンスで活躍していたケネディーが頭を打って退場し、流れは再びクローズへ。最後もフォワードのBettsに得点を許した。
ジャイアンツのキャメロン監督はチームが最後に追い上げて、試合終了まで戦いきったことを評価したが、第3クウォーターまでの戦い方には満足していなかった様子だった。
「第3クウォーターまで、クローズのほうが明らかに良いプレーをしていて、我々は少し反撃するのがやっとだった。」「しかし、我々は最後まであきらめなかった。」
「最後のクウォーターはいくつかスタッツでの目標を掲げ、プレイヤーに伝えた。それまでの戦いは忘れ、コンテストでボールを獲得する数では勝とうと話をした。」
ジャイアンツは来週、ジロングへ遠征しジロング・キャッツと戦う。ベスト4の位置をキープできるか、非常に重要な一戦となる。
試合ハイライト
グリーンのゴロキックゴール!
GOALS
Adelaide: Walker 5, Betts 5, Jenkins, Sloane, Milera, Lyons, McGovern
Greater Western Sydney: Greene 3, Steele 2, Scully 2, Cameron, Hopper, Tomlinson, Kelly, Steele, Lobb
BEST
Adelaide: Walker, Betts, Thompson, Atkins, Sloane, Talia, Lever, Douglas
Greater Western Sydney: Shiel, Kelly, Coniglio, Scully, Greene, Haynes
INJURIES
Adelaide: Nil
Greater Western Sydney: Kennedy (concussion/shoulder)
Reports: Nil
Umpires: Schmidt, Chamberlain, Wallace
Official crowd: 46,737 at Adelaide Oval
2016 Round11 vs. Cats
投稿日時:2016/05/30(月) 18:37
2016年6月4日(土) 日本時間15:35ボールアップ
VS ジロング・キャッツ
@Simonds Stadium(ジロング)
3位をキープ!(R9 vs. Western Bulldogs)
投稿日時:2016/05/24(火) 10:24
2016年5月22日(日) 日本時間14:20ボールアップ @スポットレススタジアム(シドニー)
GREATER WESTERN SYDNEY 4.3 9.5 13.7 15. 8 (98)
WESTERN BULLDOGS 3.4 6.6 7.9 10.13 (73)
ジャイアンツは2人のディフェンダーを怪我で失ってしまい、厳しい戦いを強いられたが、ウェスタン・ブルドッグスを25点差で下した。
ワード、ショーなど、チームの中核をなすプレイヤーが激しくボールにアタックし、フォワードのキャメロンは5ゴールを獲得、98-73で勝利して3位に浮上した。
バンタインとモーは第1クウォーターにいきなり怪我をしてしまう。バンタインはブルドッグスのLin Jongから頭へのコンタクトを受け、ベンチへ下がった。
しかし、怪我人が出ても今のジャイアンツは選手層が厚く、安定して素晴らしいプレーができた。ワード、コニリオ、スカリー、シールが多くのポゼッションを獲得。ラックマンのマムフォードもラックワークやその他のプレーで活躍を見せた。
ショーはバックスながらこの試合一番の38ポゼッション、36回ものキックをして、その全てがエフェクティブキックという快挙。先週、試合に出場することができなかったグリーンはフォワードラインに入り、22ポゼッション、3ゴールと活躍した。
監督のレオン・キャメロンはプレッシャーのかかる中での戦いぶりを振り返った。
「序盤でプレイヤーが怪我をするのは、試合運びを難しくする。」
「ディフェンスの中心を失った際の戦い方を少しずつ学んでいる。怪我が起こるのは残念なことだが、怪我が起きたときの対応は少しずつ慣れてきていて、今回の試合でも動じることなく賢くディフェンスすることができていた。」
「試合で不測の事態が起きてもきちんと対応できている。」
一方のブルドッグスはMarcus Bontempelli、Luke Dahlhaus、そしてベテランのバックスDale Morrisが中心となって試合を運んでいたが、シドニーのファンに押されたジャイアンツの勢いを止めることはできなかった。
ブルドッグスの監督Luke Beveridgeはいくつかの違った方法でジャイアンツの流れを止めようと試みたが、うまく機能しなかったと試合を振り返った。
「我々のペースに持ち込むことができなかった。得点を積み重ねることができずに焦りもあった。」
「最後の6分で4ゴール差というのは逆転できない点差ではなかったし、プレーのやり方によっては逆転も可能だったと思っている。」
「我々はボールのハンドリングが上手くいかず、キャメロンを中心とする相手のフォワード陣が我々を上回っていた。」「残念な戦い方をしてしまった。」
ジャイアンツは試合開始直後に3ゴールを奪い、いきなり点差を20点に広げる。しかし、ブルドッグスの中盤がボールにハードにアタックして反撃。次の4ゴールの内、3ゴールはブルドッグスのものだった。第1クウォーターは5点のリードのみで休憩に入った。
第2クウォーター開始直後、Jake Stringerにゴールを許し、この試合で唯一リードを奪われた時間となった。その後はキャメロンが大爆発。一気に点差を広げ、流れを作った。
さらに、ワードはボール際で体を張ったプレーを見せ、シールやスカリーが大きくボールを展開。点差を29点にまで広げた。その後はブルドッグスの反撃に会い、ラックマンのTom CampbellのロングショットやMitch Wallisのゴールで点差は17点に減ってハーフタイムへ。
ジャイアンツは2人のプレイヤーが怪我で退場したにも関わらず、第3クウォーターに入っても足を止めることはなかった。1対1のコンテストでも強さを見せ、相手よりも走り、ボールにハードにアタックして戦い続けた。
ベテランのフォワード、ジョンソンは角度のないエリアからのゴールで、個の強さを見せた。さらにコニリオやワード、シール、ショーなどのリーダーが安定してプレーすることでリードを保ったまま試合を終えることができた。
ジャイアンツは次節、アデレードへ移動してクローズと戦う。上位4位以内をキープできるか、今シーズンを占う重要な戦いとなるはずだ。
試合ハイライト
シールのバナナキック!
GOALS
Greater Western Sydney: Cameron 5, Greene 3, Johnson 2, Coniglio, Shiel, Whitfield, Palmer, Scully
Western Bulldogs: Jong 2, Dickson 2, McLean 2, Wallis, Hunter, Stringer, Campbell
BEST
Greater Western Sydney: Ward, Shaw, Coniglio, Scully, Greene, Cameron, Williams
Western Bulldogs: Bontempelli, Dahlhaus, Picken, Hunter, Macrae
INJURIES
Greater Western Sydney: Buntine (concussion), Mohr (hamstring), Haynes (concussion)
Western Bulldogs: Nil
Reports: Lin Jong (Bulldogs) for forceful front-on contact on Matt Buntine (GIANTS) in the first quarter.
Umpires: Stevic, Kamolins, Meredith
Official crowd: 9,612 at Spotless Stadium
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