「捨てラウンド」なんて辛口のメディアに評されていた組み合わせだったけど、なかなかどうして。特にファイナル・シリーズ出場がかかったチームが絡んだ試合はエキサイティングだった。ファイナルシリーズ、エリミネーションでいきなり当たる可能性大の6位ブルドッグス対8位カンガルーズ、前半ほぼ互角だったのにアドバンテージを握れなかったカンガルーズを足でかきまわしたブルドッグス。



そしてゴールの蹴り合いが期待されたイーグルス対クロウズ。このカード、7月にPhil Walsh氏（元アデレード監督）が亡くなった直後のリターンマッチなんですね。好天にも恵まれて9人が蹴りまくったクロウズはただいま7位。一方のイーグルスはお疲れか、それでも１ゴールを決めたJoｓｈ Kennedy はファイナルラウンドを待たずにColeman Medalを確実に。
 


ジロングがファイナルに出場しないのは９シーズンぶり、4回にわたる膝の手術を乗り越えて4年ぶりにシニアゲームに出場したDaniel Menzelの4ゴール20ディスポーザルの大活躍が明るいニュース。Steve Johnsonの明日はどっち？


 
コリングウッド 110 - ジロング 62
グレートウエスタンシドニー 132 - カールトン 51
ホーソン 134 - ブリスベン 62
ウエスタンブルドッグス 96 - ノースメルボルン73
リッチモンド74 - エセンドン 47
ポートアデレード 88 - ゴールドコースト 53
アデレード 126 - ウエストコースト 69
シドニー 135 - セントキルダ 38
フリーマントル108 - メルボルン54
 
シーズン最後の試合。早々とフリーマントルはレギュラー勢7人を休ませる布陣を発表。怒れ！ポートアデレード。先週のPaul Chapman（エセンドン）に続いて最後のゲームになるのが鉄人Dustin Fretcher（エセンドン）、Andrew Carrazzo （カールトン）。ハイライトは勝敗によっては順位が入れ替わる可能のある金曜日の5位―８位対決、だけどリッチモンドでしょう。（ゆ）。
 
9月4日（金）リッチモンドーノースメルボルン、
9月5日（土）ジロングーアデレード、ブリスベンーウエスタンブルドッグス、ポートアデレードーフリーマントル、ホーソンーカールトン、シドニーーゴールドコースト、ウエストコーストーセントキルダ、
9月6日（日）メルボルンーグレートウエスタンシドニー、コリングウッドーエセンドン