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2015年のAFL10大ニュース!
Posted Date:2015/10/14(Wed) 20:01
2015年のシーズン、期待外れに終わったのがゴールドコースト(戦犯はケガに泣かされたGary AblettではなくNick Malceski)と、前半マークされ過ぎで作戦が乱れたポートアデレード。来季大いに期待できそうなのが、ようやくチームらしくなってきたグレートウエスタンシドニー。例年以上にドラマチックな事件も多く、ファンにとって改めてフッティはEmotionalなスポーツであることを思い知らされる年になった。
ということで、順不同の10大ニュースです。
ウエスタンブルドッグス5年ぶりのファイナルシリーズ出場
今シーズン一番の「いい話」。経営陣が大幅に交代し、スター選手が引退・移籍、しかもシニアコーチは一年生のLuke Beveridge。出直しのシーズンは開幕2連勝でスタート、ゲームメーカーのTom Leberatoreをケガで失ったのもなんのその、攻撃と守備のボーダーの少ない自由自在なフットボールでサポーター以外のファンも魅了。今までキャプテンに座ったことがなかったのが不思議なくらいのベテランRob Murphyのリーダーシップも光った。
前代未聞のドラマに見舞われたクロウズ、涙のファイナルシリーズ出場
55歳で初めてシニアコーチに就任したPhil Walsh氏と新米キャプテンTex Walkerに率いられ、こちらも再スタート。期待されながら結果がでなかった過去数年を払拭するような進撃を続けていたが、大きなストップがかかったのが14節。シニアコーチのシーズン中の死去による前代未聞の試合中止を経て、ファイナルシリーズまで勝ち残り、ファイティングスピリットで泣かせた。
ホーソン、3連覇で通算13回目の優勝
開幕前から大本命だったが、公式戦では一度も首位に立たずに迎えたファイナルシリーズ。2001-2003年のブリスベン・ライオンズ以来のV3がなるかどうかが注目されていたが、ウエストコーストをまったく寄せ付けず見事な優勝。しばらく黄金期は続きそう。
エセンドン、今年もドラマだらけのシーズン続く
去年と同じ見出しの使いまわし、ですが、今年はついに「ゴールデンボーイ」James Hirdが成績不振からシーズン終了を待たずにシニアコーチを解雇されるまでに。Hirdyは選手時代の栄光をこの晩節ですっかり使い果たしてしまったよう。キャプテンJobe Watsonは再びケガで15節からシーズン最後まで一試合も出場できず、このまま引退の噂もしきり。来シーズンからは「Mr Fix It」の異名をとるJohn Worsfoldが5年契約で指揮を取ることになっているけど、まず、チームにたちこめている暗雲を払うことが一番の課題では。
リッチモンド、またしてもファイナル緒戦で涙
シーズン中、開幕から9連勝中だったフリーマントルに地元スビアコで土をつけ、ホーソンを倒し、大人のチームになったタイガース。3年続けての出場に大きな期待がかかって迎えたファイナルシリーズは今年もノースメルボルンの前に緒戦で敗退。ナゼ?来シーズンに向けて、どのチームより早くグランドファイナル前からトレーニングを開始したとのニュースが切ない。
シーズン絶好調のウエストコースト、グランドファイナルで惨敗
これまで2回続けてBrownlowメダル受賞者が出た翌年に優勝しているチームだけあって、今年は要マークのはずが下馬評はパッとせず。シーズンが始まってみれば高さに厚みも加わったNic Naitanuiの完ぺきなラックさばき、穴のない中盤、そして今年最多ゴールを蹴ったJosh Kennedyと、キャプテンの影が少し薄いことを除けば最高のチームでリーグ戦を2位で終了。ファイナルシリーズも組み合わせに恵まれて、3年ぶりのグランドファイナル出場。当日のMCGの観衆の4分の1は西オーストラリアからだったらしいけど、試合内容は翌月曜日のオフィスでもまったく話題にのぼらないほどのトホホぶり。それほどホーソンが強かったのか、それとも他に理由があったのか。一方、街をはさんだ宿敵、フリーマントルはマイナープレミアを修めながら、グランドファイナル出場を逃した。
大物選手、ぞくぞく引退
これも去年と同じ見出しの使いまわし…ってギャグです。今年はChris Judd(カールトン)を筆頭に40歳のDustin Fletcher(エセンドン)、Adam Schneider(セントキルダ)、Kane Cornes(ポートアデレード)、Rhys Shaw (シドニー) Paul Chapman(エセンドン)…。Indegineous Roundの勝ちどきダンスに端を発した心ないブーイングに苦しめられ続けた Adam Goodes(シドニー)はグランドファイナル恒例のセレモニーにも参加しないまま。2度のBrownlowメダル受賞、2度のプレミアシップ優勝とAFLの歴史に名前を刻むプレイヤーの選択は大きな一石を投じた。
Mick Malthouse 監督718試合でついに引退
昨シーズンKevin Sheedyを抜いての歴代2位となるシニアコーチ700試合の記念ゲームで負け、そろそろ強運も限界か、と書いたのですが、さすがの名コーチもコリングウッドからカールトンへの移籍は大胆すぎた、ようです。
グランドファイナル前日が初めてビクトリア州の祝日に
パレード当日の金曜日は25度、快晴。これまでシティを西から東へ横切っていたコースが変更になったものの15万人が詰めかけ、初めての祝日は大成功…だけど、本当は終わってからの月曜日が休みのほうがうれしいよね、というのが、働くメルボルニアン、大方の共通意見。しかし他州や海外の人に「明日はフットボールのパレードで祝日です」と説明するのはなかなか勇気がいりますです。
Patrick Dangerfield、トレードでジロング入り
選手生活の最後のひと花は、故郷に近く、子供のころから応援していたチームで…という気持ちも分からなくはないけれど、個人的にはもう1シーズン、クロウズを引っ張って優勝に導いてほしかった。ちなみに今シーズン、ファイナルシリーズ出場を9年ぶりに逃したキャッツはかなり積極的に補強中。Selwood4兄弟の末っ子、Scottもウエストコーストから獲得して2016年は兄弟揃い踏みがみられることに
ということで、順不同の10大ニュースです。
ウエスタンブルドッグス5年ぶりのファイナルシリーズ出場
今シーズン一番の「いい話」。経営陣が大幅に交代し、スター選手が引退・移籍、しかもシニアコーチは一年生のLuke Beveridge。出直しのシーズンは開幕2連勝でスタート、ゲームメーカーのTom Leberatoreをケガで失ったのもなんのその、攻撃と守備のボーダーの少ない自由自在なフットボールでサポーター以外のファンも魅了。今までキャプテンに座ったことがなかったのが不思議なくらいのベテランRob Murphyのリーダーシップも光った。
前代未聞のドラマに見舞われたクロウズ、涙のファイナルシリーズ出場
55歳で初めてシニアコーチに就任したPhil Walsh氏と新米キャプテンTex Walkerに率いられ、こちらも再スタート。期待されながら結果がでなかった過去数年を払拭するような進撃を続けていたが、大きなストップがかかったのが14節。シニアコーチのシーズン中の死去による前代未聞の試合中止を経て、ファイナルシリーズまで勝ち残り、ファイティングスピリットで泣かせた。
ホーソン、3連覇で通算13回目の優勝
開幕前から大本命だったが、公式戦では一度も首位に立たずに迎えたファイナルシリーズ。2001-2003年のブリスベン・ライオンズ以来のV3がなるかどうかが注目されていたが、ウエストコーストをまったく寄せ付けず見事な優勝。しばらく黄金期は続きそう。
エセンドン、今年もドラマだらけのシーズン続く
去年と同じ見出しの使いまわし、ですが、今年はついに「ゴールデンボーイ」James Hirdが成績不振からシーズン終了を待たずにシニアコーチを解雇されるまでに。Hirdyは選手時代の栄光をこの晩節ですっかり使い果たしてしまったよう。キャプテンJobe Watsonは再びケガで15節からシーズン最後まで一試合も出場できず、このまま引退の噂もしきり。来シーズンからは「Mr Fix It」の異名をとるJohn Worsfoldが5年契約で指揮を取ることになっているけど、まず、チームにたちこめている暗雲を払うことが一番の課題では。
リッチモンド、またしてもファイナル緒戦で涙
シーズン中、開幕から9連勝中だったフリーマントルに地元スビアコで土をつけ、ホーソンを倒し、大人のチームになったタイガース。3年続けての出場に大きな期待がかかって迎えたファイナルシリーズは今年もノースメルボルンの前に緒戦で敗退。ナゼ?来シーズンに向けて、どのチームより早くグランドファイナル前からトレーニングを開始したとのニュースが切ない。
シーズン絶好調のウエストコースト、グランドファイナルで惨敗
これまで2回続けてBrownlowメダル受賞者が出た翌年に優勝しているチームだけあって、今年は要マークのはずが下馬評はパッとせず。シーズンが始まってみれば高さに厚みも加わったNic Naitanuiの完ぺきなラックさばき、穴のない中盤、そして今年最多ゴールを蹴ったJosh Kennedyと、キャプテンの影が少し薄いことを除けば最高のチームでリーグ戦を2位で終了。ファイナルシリーズも組み合わせに恵まれて、3年ぶりのグランドファイナル出場。当日のMCGの観衆の4分の1は西オーストラリアからだったらしいけど、試合内容は翌月曜日のオフィスでもまったく話題にのぼらないほどのトホホぶり。それほどホーソンが強かったのか、それとも他に理由があったのか。一方、街をはさんだ宿敵、フリーマントルはマイナープレミアを修めながら、グランドファイナル出場を逃した。
大物選手、ぞくぞく引退
これも去年と同じ見出しの使いまわし…ってギャグです。今年はChris Judd(カールトン)を筆頭に40歳のDustin Fletcher(エセンドン)、Adam Schneider(セントキルダ)、Kane Cornes(ポートアデレード)、Rhys Shaw (シドニー) Paul Chapman(エセンドン)…。Indegineous Roundの勝ちどきダンスに端を発した心ないブーイングに苦しめられ続けた Adam Goodes(シドニー)はグランドファイナル恒例のセレモニーにも参加しないまま。2度のBrownlowメダル受賞、2度のプレミアシップ優勝とAFLの歴史に名前を刻むプレイヤーの選択は大きな一石を投じた。
Mick Malthouse 監督718試合でついに引退
昨シーズンKevin Sheedyを抜いての歴代2位となるシニアコーチ700試合の記念ゲームで負け、そろそろ強運も限界か、と書いたのですが、さすがの名コーチもコリングウッドからカールトンへの移籍は大胆すぎた、ようです。
グランドファイナル前日が初めてビクトリア州の祝日に
パレード当日の金曜日は25度、快晴。これまでシティを西から東へ横切っていたコースが変更になったものの15万人が詰めかけ、初めての祝日は大成功…だけど、本当は終わってからの月曜日が休みのほうがうれしいよね、というのが、働くメルボルニアン、大方の共通意見。しかし他州や海外の人に「明日はフットボールのパレードで祝日です」と説明するのはなかなか勇気がいりますです。
Patrick Dangerfield、トレードでジロング入り
選手生活の最後のひと花は、故郷に近く、子供のころから応援していたチームで…という気持ちも分からなくはないけれど、個人的にはもう1シーズン、クロウズを引っ張って優勝に導いてほしかった。ちなみに今シーズン、ファイナルシリーズ出場を9年ぶりに逃したキャッツはかなり積極的に補強中。Selwood4兄弟の末っ子、Scottもウエストコーストから獲得して2016年は兄弟揃い踏みがみられることに
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SANAE/それでもフリーマントルは負けない(07/04 08:41) |
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