１１月８日、専修パワーズ対東京ゴアナーズの試合が行われ、blogにあるとおり、パワーズは負けてしまいました。

この試合、各自様々な思いを持って試合に挑んだと思います。みんなは、チームが決めた約束事や自分の目標を達成できたのでしょうか？


今回、専修パワーズはセミファイナルまで進出しましたが、意外と自分が経験できる試合は多くはありません。特に、実力不足であったり、怪我で出場できなかったりすると、尚更数は少なくなります。


こんな事を言うのも、自分が試合に出場できない時期が、他の４年と比べて長く、また苦しい時期を過ごしたからです。

あまり自分のことを話さないので、特に下級生は知らないと思いますが、２００７年に３回手術をし、アキレス腱断裂から回復するまでの約８ヶ月はプレーできなかったり、また１年の頃はほとんど試合に出場することができませんでした。


今の所、怪我で出場できないプレーヤーがいなくて幸いなんですが、それでも出場できなくて悔しい思いをしてる人もいるでしょう。そんな奴らに言いたいのは、

「絶対に諦めるな！」

です。


言い古された言葉になってしまいますが、本当この言葉通りだと思います。

自分がやると決めた以上、結果を出せずに諦めて終わる事だけはしたくなかったし、自分もやればできる事を証明したかった。なので、とにかく体調など身の回りを整え、必死に上達しようと考えてプレーしたりと、怪我が癒えてからは自分なりに考えて行動していました。


努力が必ず身を結ぶかはわかりません。実力が足りなければ出られないし、チームの層の厚さによるものがあったり、また怪我もするかもしれません。絶対と言える事はないです。…先程の言葉は除いて、ですけどね。


自分が立派な先輩として、後輩を指導し、憧れるまではいかなくても、慕われるような人間だったか、あまり自信はありませんが、自分の言葉や体験が少しでも後輩達の励みとなるなら…、後輩達に残すことができた財産として、苦しい時期め決して無駄ではなかったと思えます。


最初で最後のセミファイナルとなりましたが、本当に悔しく、また楽しく感じた試合でした。…まぁ個人的に活躍したとしても、やはり勝てなければ嬉しさも半減してしまいます。
この１年、ＧＦ出場と優勝を目指してきましたが、これは次の世代がきっと叶えてくれると思います。

試合で受けた怪我があるので、少し休みますが、自分もまた走りたいと思います。


４年 北田羊平
(専修パワーズを応援してくださった皆様方、本当にありがとうございました。)