Jack Riewoldtが7ゴール、いとこのNick相手だと燃えるのね。リッチモンドはIvan Marik、Dustin Martin と新たなカルトヒーローも誕生、いい調子に乗りはじめている感じ。


セインツ相手に７ゴールの大活躍、Jack Riewoldt選手。

プレミア・フラッグは雨に濡れても、負けないのがシドニー。双子の兄弟監督対決が注目されたジロング-ノースメルボルンはやはり勝負に執念深いジロング。

　
ジロングのChris Scott監督とノースメルボルンのBrad Scott監督

シーズン一の話題のカードだったカールトン-コリングウッドは第3クォーターの10ポイント差をひっくり返したコリングウッドの勝ち。集まりも集まったりの8万5000人、カールトンはこんなに淡白でいいのでしょうか。ホーソンはLance Franklin とCyril Rioliの活躍でようやく片目、中6日、しかもスビアコといい勝ち方で波に乗れるかな。
 
リッチモンド 99 - セントキルダ 82
シドニー 114 - ゴールドコースト73
フリーマントル 106 - ウエスタンブルドッグス 78
アデレード 96 - ブリスベン 77
ポートアデレード 138 - グレートウエスタンシドニー 78
エセンドン 184 - メルボルン 36
ジロング 112 - ノースメルボルン 108
コリングウッド 117 - カールトン 100
ホーソン 148 - ウエストコースト 98
 
第３節、ダービー２試合、楽しみなのは2連勝中のポートアデレード、どこまで戦えるか。そしてこの節の大一番はコリングウッド-ホーソン。ホーソンにとっては本当に今シーズンもプレミアを狙えるチームなのかの試金石（ゆ）。
 
 
4月12日（金）フリーマントル-エセンドン
4月13日（土）シドニー-ノースメルボルン、ウエストコースト-メルボルン、グレートウエスタンシドニー-セントキルダ、ゴールドコースト-ブリスベン、ジロング-カールトン
4月14日（日）リッチモンド-ウエスタンブルドッグス、コリングウッド-ホーソン、ポートアデレード-アデレード

メルボルンはこの週が開幕。シドニーダービーのほかは4日で6試合とファンにとっては大変忙しい週末だった。第１クオーター、ゴールが3本もポストを叩き「…またか」とファンが天を仰いだリッチモンド、Jack RiewoldtをHFに下げたのが功を奏して8万1000人の前で今年はひと味違うところを見せた。カールトンは新キャプテンの影が薄すぎ。ブリスベンのNABカップでの戦いぶりをしっかり研究してきたブルドッグスは大勝。そしてなんといっても大番狂わせはゴールドコースト。この試合も大活躍のGary Ablettにようやくチームもついてこれたかな。前半は一度もリードを許さなかったのにどうしてもジロングに勝てないホーソン。ショートモヒカンのヘアスタイルで登場したLance Franklinの今シーズンの契約切れ、早くも問題か。開幕勝利のポートアデレード、新監督のKen Hinkleyはこれまでの現役、コーチ生活を通してまったくポートと縁がなかったという変わりだね。メルボルン、今年はいっそう長いシーズンになりそう（涙）。


ゴールドコーストのGary Ablett選手（右）

リッチモンド 106 X カールトン 101
ウエスタンブルドッグス 127　X　ブリスベン 59
シドニー 106 X グレートウエスタンシドニー 76
ゴールドコースト 90 X セントキルダ 77
ポートアデレード 133 X メルボルン 54
コリングウッド 103 X ノースメルボルン 87
ジロング 93 X ホーソン 86
 
第2節、やはり話題は日曜日の「師弟対決」CC戦、ですがチーム状態をみる限りでは意外と大差がつくのでは。セントキルダはゴールドコースト戦のショックから立ち直れるか、はたまたリッチモンドはこれで勢いに乗るか。休養充分のアデレード、ウエストコーストは地元で戦えるのがさらにプラス。脳しんとうで退場したら20分ドクターが様子をみてからグランドに戻ってプレイも可、という新ルール、果たして効果あるのかしら（ゆ）。
 
 
4月5日（金）セントキルダ-リッチモンド
4月6日（土）シドニー-ゴールドコースト、ウエスタンブルドッグス-フリーマントル、ブリスベン-アデレード、ポートアデレード-グレートウエスタンシドニー、エセンドン-メルボルン
4月7日（日）ジロング-ノースメルボルン、コリングウッド-カールトン、ウエストコースト-ホーソン

エセンドン、シーズン前のツキモノもこれで落ちたか
 
エセンドン 117 - アデレード 82
ドーピング捜査のまっただ中でNABカップの開幕戦に登場したエセンドン。2013年のシーズンの緒戦は昨年若手の台頭で好成績を収めたアデレード、しかも敵地でのゲームとあって戦前の予想は、明らかにアデレード優位。第１クオーターは今シーズン全国区の人気者になりそうなTaylor Walkerもゴールを決めて、シナリオ通りの展開になりそうだったのですが…アデレードは点を取れるときにゴールを稼いでおかなければ。まだまだ若い。エセンドンは第２クオーター以降は譲らず、久しぶりに監督James Hirdに笑顔が戻った。
　　
エセンドンのキャプテンJobe Watson　　　アシスタントコーチMark Thompson（左）と監督James Hird（右）


フリーマントル　108 - ウエストコースト 80
パース・ダービーは満員のスビアコ。荒れることも多いカード、しかも開幕戦で、やっぱり荒れました。ウエストコーストはベストメンバーではなかったとはいえ、逆転したフリーマントルは今年もいい線行きそう。
　　
フリマントルのラックマンJonathon Griffin（左）　　フリマントルのＦＷMatthew Pavlich


メルボルンでの開幕はこの週末から。イースターに当たるため、金曜日は試合がないけれど、ご覧ください、このカード。ブリスベンはNABカップ優勝の勢いをどこまで維持できるか。シーズン前いいところ余りなしのホーソンは大丈夫かぁ～？アデレードのBrenton Sandersonも敗因のひとつに挙げてたけど、スライディングが今シーズンから反則になって、どこのチームも作戦に工夫がいりそう。
 
2013年　第1節　
3月28日（木）　カールトン x リッチモンド
3月30日（土） ウエスタンブルドッグス X ブリスベン、グレートウエスタンシドニー X シドニー、ゴールドコースト X セントキルダ、
3月31日（日） メルボルン X ポートアデレード、ノースメルボルン X コリングウッド、
4月1日（月） ホーソン X ジロング

ブリスベン 109 － カールトン 69
 
このトーナメント、無敗、トップで終えたにも関わらず、ホームグラウンドがクリケットの先約で使えず、仕方なくメルボルンに乗り込んできたブリスベン・ライオンズ。フィッツロイ時代からのファンがいるとは言え、やはり敵地は敵地。Against all oddsの状態がチームに火をつけたのか、第２クオーターに一度逆転を許したほかは圧倒的な強さを見せて優勝した。

デーモンズから移籍したベテランBrent Moloneyに率いられた若くて早いミッドフィールド、そしてゴール前に陣取るはJonathan Brown。


NABカップの優勝チームがシーズンの台風の目になることは歴史的にみても明らかで、ライオンズのシーズン緒戦は同じエディハドでブルドッグス戦、これで勢いに乗りそうな雰囲気は満点とみた。

この試合最も活躍した選手に贈られるMichael Tuck賞はライオンズのDaniel Richが獲得。


カールトンは新コーチ、新キャプテンと話題が先行しすぎていた感があり、第３クオーター以降は足が止まっていた。Mick Malthouseはコリングウッド時代からも含めてライオンズが苦手なのかも。
 

お待たせしました。ついにシーズン開幕。NRLのように開幕直前にドーピング関連の大きなニュースが発表になる可能性は無視できないとはいえ、やはりわくわくどきどきが止まらない。新聞のおまけの選手名鑑を広げて、順位予想といきましょう。

評論家の評価が高いのはウエストコースト、ホーソン、シドニー。個人的に健闘を楽しみにしたいのがノースメルボルン、リッチモンドとアデレード。フリーマントルは第1節のダービーがカギ。みなさま今シーズンもよろしく。
 

 
2013年　第1節　
3月22日（金）　アデレード X エセンドン
3月23日（土）フリーマントル X ウエストコースト
3月28日（木）　カールトン X リッチモンド
3月30日（土）ウエスタンブルドッグス X ブリスベン、 グレートウエスタンシドニー X シドニー、 ゴールドコースト X セントキルダ
3月31日（日）メルボルン X ポートアデレード、 ノースメルボルン X コリングウッド、
4月1日（月）ホーソン X ジロング
 

　カールトンファンの方、シーズンの話はまだしないでね。確かにチームは3連勝、調子はいいのですが言っても相手はGWSとアウエイのフリーマントル。次のアデレード戦でお手並み拝見といきましょう。さらにブリスベン、コリングウッド、ノースメルボルンがただいま３勝で全勝。仕上がり順調なのが、新生ジロング。アデレードはTaylor Walkerだのみのフォワードは荷が重いのか。本番さながらのシーソーゲームになったのがリッチモンド Ｘ エセンドン。リッチモンドは接戦にめちゃくちゃ弱い体質の克服が今シーズンのカギ。
 

３連勝中、カールトンの監督：Mick Malthouse


ゴールドコースト：Gary Ablett選手（左）と、
３連勝中のカンガルーズ：Ben Cunnington選手（右）
NABcup Round2  2013/3/2

　大詰めで緊迫した試合が続くサッカーにもマケズ、ひと足先に開幕するラグビーリーグにもマケズ、この週末は3回戦。やはり見ものは双子の監督対決のジロング Ｘ ノースメルボルン、選手時代も好敵手、ブロウンローを分け合った2人が率いるコリングウッド Ｘ ブリスベン。
 
（ゆ）
 
 
NABカップ　３回戦　
3月8日（金）　グレートウエスタンシドニー Xエセンドン、アデレード　X カールトン
3月9日（土）ホーソン　Ｘ　リッチモンド、メルボルンXセントキルダ、ジロング Ｘ ノースメルボルン、フリーマントル Ｘ　ウエスタンブルドッグス
3月10日（日）コリングウッド Ｘブリスベン、シドニー Xゴールドコースト、ウエストコースト X　ポートアデレード