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NABカップ ラウンド1!

Posted Date:2013/02/26(Tue) 14:11

ドーピング騒ぎの渦中になるエセンドンが初戦に出てきてしまったNABカップ。注目はもちろん新キャプテン、新戦力、新コーチ。筆頭はポートアデレードのTravis Boak。昨シーズン、ジロングが熱~いラブコールを送ってきたことはお伝えした通り、しかしキャプテンに座ったということはチーム再建の柱として腹もすわった、ということのよう。カールトン入りしたMick Malthouseは選手が戦法になじめずとまどっていたという噂にも関わらず、開幕連勝に鼻息も荒い。今シーズン終了後フリーエージェントを獲得するBuddyのいまいち精彩を欠く姿に早くも今年のホーソンを心配する声も。
 
ポートアデレードのキャプテンTravis Boak カールトンの新監督Mick Malthouse
        
 
NABカップ 1回戦 試合結果
2月15日(金)
エセンドン 45 - ウエスタンブルドッグス 19
コリングウッド 47 - ウエスタンブルドッグス 29
コリングウッド 31 - エセンドン 29
 
2月16日(土)
ジロング 49 - ウエストコースト 47
フリーマントル 48 - ジロング 30
ウエストコースト 40 – フリーマントル 16
 
2月17日(日)
セントキルダ 50 - アデレード 24
ポートアデレード 65 - セントキルダ 15
アデレード 43 - ポートアデレード 27
 
2月22日(金)
ノースメルボルン 58 - メルボルン36
リッチモンド30 - メルボルン15
ノースメルボルン 48-リッチモンド44
 
2月23日(土)
ゴールドコースト 30 - ホーソン 29
ブリスベン 32 - ホーソン 11
ブリスベン 57 - ゴールドコースト 24
 
2月24日(日)
カールトン 34 - グレートウエスタンシドニー 32
カールトン 46 - シドニー 24
グレートウエスタンシドニー 52 - シドニー 28
 
2回戦はカントリーでの試合も。
3月1日(金) ウエスタンブルドッグスXホーソン、
3月2日(土)ジロングXアデレード、ゴールドコーストXノースメルボルン、エセンドンXリッチモンド、グレートウエスタンシドニーXブリスベン
3月3日(日)ポートメルボルンXメルボルン、セントキルダXシドニー、ウエストコーストXコリングウッド

2013NABカップがいよいよ開幕!

Posted Date:2013/02/14(Thu) 13:51

 いよいよNABカップ開幕!!!と、勢いよく書きだしてはみたものの、今年は気分が晴れないよ~。ご存知のように、リーグは開幕前から黒雲モクモクたちこめまくり。禁止薬物のドーピング疑惑にはじまり、その薬物の提供元がマフィアとのコネがあり、さらにマフィアが胴元になった八百長試合の噂にまで及ぶというんだから、単にケガの回復を早めるために禁止されているサプリを飲んだ、筋肉増強剤を使った、というレベルだけではすまされない。AFLはクロの選手に対しては2年間の出場停止が規則で、もしチーム全体が対象になったりしたら、シーズンを丸々あきらめなければいけないチームが出てくる可能性もある。ただし、調査の結果は一朝一夕では出てこない、ということで、とりあえず18チームそろって開幕は迎えられそうなのだけど。
 


NABカップ 1回戦 試合日程
2月15日(金)コリングウッドXエセンドンXウエスタンブルドッグス
2月16日(土)ウエストコーストXフリーマントルXジロング
2月17日(日)アデレードX ポートアデレードXセントキルダ
2月22日(金)リッチモンドXメルボルンXノースメルボルン
2月23日(土)ブリスベンXゴールドコーストXホーソン
2月24日(日)グレートウエスタンシドニーXシドニーXカールトン
 
 決勝は3月15日または16日。ホーム・アンド・アウェイシーズンの開幕は3月22日。果たして全チームそろって全試合を消化できるのか!? 今年は試練の年になりそうだ。(ゆ)

2013年のシーズン日程発表!

Posted Date:2012/11/09(Fri) 10:10


来年のことを言うと鬼が笑う…なんて申しますが、2013年の公式シーズンの試合日程が発表になりました。開幕は3月22日のアデレード対エセンドン。パースはいきなり今年そろってファイナルに残った2チームによるダービー。シドニーもダービー…だけど、こちらはグランドファイナル優勝チーム対最下位。前半のハイライトは2節のコリングウッド対Mick Malthouse率いるカールトン、MCGに血の雨が降る…かも。セントキルダが初めてホームゲームをウエリントン(ニュージーランド)で主催する5節の対シドニー戦。グランドファイナルのリターンマッチは7節まで待たなければなりません。

シーズン全体を見渡して上位8チームと当たる回数が少ないのがリッチモンド。悲願のファイナルシリーズ出場がかかるシーズンだけに期待できそう。エセンドンも同様で苦手のロードが少ないのもプラス。一方厳しい組み合わせになったのが、地元カルディニア・パークでの試合が10節までないジロング、優勝を逃したホーソンには最初の7節までに今年のファイナル6チームと対戦の厳しい「おしおき」が待っている。


Israel Folau (グレートウエスタンシドニー・ジャイアンツ)

フリーエージェントとトレードが終了したところで大きなニュース。鳴り物入りでNRLから転向したIsrael Folau (グレートウエスタンシドニー)の退団。ラグビーリーグの聖地、シドニー西部でのチーム設立も含めたこの「AFLの最大のバクチ」の結果は将来、このエリアからどれだけのプレイヤーが登場してくるか次第。ちなみにFolauはラグビー復帰、リーグのパラマタ入りが有力らしいけどユニオンからも熱い視線を送られているとか。


Kurt Tippett(アデレード・クローズ)

そのGWSは過去の契約をめぐって袖の下が渡っていた門で、シドニーへの移籍が土壇場で破談になったもとアデレードのKurt Tippettを新人ドラフト1位で獲得するという噂も。

トレードで移動した注目の選手はQuenten Lynch (ウエストコースト→コリングウッド)、Jared Rivers (メルボルン→ジロング)、Brian Lake (ウエスタンブルドッグス→ホーソン)、Hamish McIntosh (ノースメルボルン→ジロング)、Angus Monfries (エセンドン→ポートアデレード)そしてBrendon Goddard (セントキルダ→エセンドン)。移籍組が元のチームと対戦する時の活躍ぶりがチームのバロメーターになるから、それにも注目してみて(ゆ)。

AFL Grand Final

Posted Date:2012/10/01(Mon) 09:25

試合開始前は強風、横なぐりの冷たい小雨だったのにキックオフには晴れ!メルボルンらしい天候のグランドファイナルとなりました。先制はホークス、第1クオーターは両チーム合わせて10と、ビハインドの山を築きながらもホークス、19ポイントリードのまま第2クオーターへ。シドニーはこの試合のキープレイヤー、Josh Kennedy(もとホークス)が53メートルからのゴールでエンジンがかかり、その後はJarrad McVeigh、ヒザを痛めて手負いの虎状態だったAdam Goodsの2人のキャプテンがゴールにしっかり絡んで逆転し46-30で前半終了。
 
でもこのままで終わらないのがグランドファイナル。第3クオーターの中盤からホーソンが猛チャージ、10分間にバディ(アデレード戦同様、この試合もミッドフィールダー的なポジションでチャンスがあればゴールを狙うという役割)の2ゴールを含む5ゴール、リードしたまま最終クオーターを迎えたかっただろうけど…Sam Mitchellに対する50メートルからのペナルティをMcVeighが沈め、シドニーが2ポイントリードして終了。気落ちしなかったホークスは、最終クオーターに入って2つのゴールを続けて決めて11ポイントと逆転。ここまではまだまだチャンスあり、しかし次のゴールとその次、ハンブルをすくったKieren Jackがゴールして残り8分で同点。このプレイがシドニーの優勝のチャンスをぐっと引き寄せ、続く2ゴールで決まり。
 
 

得点をみるとクロスゲーム、結果は相手のミスをきっちり得点につなげるシドニーは本当に強かった、という試合。ホーソンは今年こそ、という大きな期待を負いかねた形に。今から思うと第1クオーターLewis Jettaがバウンスしながら走るところをCyril Rioliが追いかける、夢のようなシーンがそのあとのゲームを象徴していたのかも。
 
シドニー91-ホーソン 81

 
 
グランドファイナルの翌日は気が抜けてしまいます…。が、来年の話題の筆頭はもちろんホーソンのリベンジ。今年大きく成長したアデレード、フリーマントル、そしてリッチモンドがどこまで行くか。ジロングは地すべりを止められるのか。Mick Malthouse率いるカールトンは結果を出せるのか。オフシーズンも大きなニュースはお伝えしていきます。が、とりあえず、来シーズンもご愛読よろしく。(ゆ)。

AFL Final Round3 GFはこの2チーム!

Posted Date:2012/09/25(Tue) 09:19

Jetta !Jetta !Jetta !50メートルからの独走に続いてゴール前の芸術的なスイングキックと3回絵になるゴールを蹴ったLewis Jettaの活躍が光ったシドニー。一度もリードをコリングウッドに渡さず、堂々のグランドファイナル出場決定。第1クオーターはセットショットからのゴールが決まらず「バナナなんて蹴ってる場合かい」と突っ込みたくなりましたが、前半をダブルスコア51-24で折り返し、後半ヒヤっとしたものの、中5日のコリングウッドは第4クオーターほとんど足が止まっていた感じ。シドニーのベテランで2005年の優勝メンバーJude Boltonは2ゴールで300試合出場に華を添えた。でもごめんなさい。予想は見事にはずれてしまいました。
 一方、土曜日はシーソーゲーム。この試合の結果に移籍がかかると言われアデレードのカギだったKurt Tippetがゴールして開幕。ビハインドの山を築きながらもホーソンは持ちこたえ、前半は45-40でほぼ互角。ところが第3クオーターに入りホーソンが猛攻、フォア・ザ・チームのプレイが多かったバディにもついに初ゴールが出て最終クオーターは3回リードが代わるタイトなゲームになった。
 
シドニー96 - コリングウッド70
ホーソン 97 - アデレード 92
 
ということで、やってきました、グランドファイナル。予報は曇りで気温は15度。グランドファイナルで顔を合わせるのは初めての両チーム、今年のシーズンの対戦成績は1勝1敗。ホームのホーソン有利とする予想が大半だけど中6日。奥さんの出産にも立ち会わずビールスにも負けずキャプテンLuke Hodgeは出場する、らしい。
 
 
9月29日(土) ホーソン - シドニー
 
 
そしてブロウンロー・メダルは…

予想ではJobe Watson(エセンドン)、Gary Ablett(ゴールドコースト), Trent Cotchin(リッチモンド)(全員コラムで紹介してるでしょ。えへん)だったけど、これまでファイナル8以外のチームから受賞した選手は1999年以来一人もでていない。ということでSam Mitchell(ホーソン), Patrick Dangerfield 、Scott Thompson(いずれもアデレード)の株が急上昇して迎えた授賞式。フタを開けてみれば、前半のリードのままJobe Watsonが獲得。Trent Cotchin とScott Thompsonが2位タイ(ゆ)。

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