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AFL Final Round2 ベスト4は鳥さんたち。

Posted Date:2012/09/17(Mon) 09:53

 今年のファイナルはクロウ、マグパイ、スワン、ホークと揃った「鳥さんシリーズ」。フリーマントルは中5日、遠征2回が最後のクオーターに響いたのか。開幕は4ゴールと先週ジロングを倒したような理想的な展開だったのに、さすがシーズンを通して4位以下に転落したことのないアデレードにじりじりと詰め寄られ、ムードメーカーのTaylor Walkerに前半終了直前、この試合はじめてのゴールを蹴られたあたりから暗雲がたちこめだした。第3クオーターはなんとかしのぎ、第4クオーターやっとPavにゴールが出て逃げ切れるかと思ったのだが…。アデレードのヒーローはダントツでTaylor Walker、ヘアスタイルも風貌もユニークで、こんなプレイヤーのいることがファイナルで全国区になる。うれしい。

 

 一方、もとチームメイトの急死というエクストラもあってコリングウッドの勝利を一層ドラマチックにしたのが土曜日。こちらもウエストコーストが前半のリードを守りきれなかった。ウエストコーストのツインタワー、Dean Cox Nick Naitanuiを封じたコリングウッドのディフェンス陣、特にDarren Jollyは鉄壁。X –Factor は人気者デイジー、Dale Thomas。7分間でひとり3ゴールの離れ技で勝利を引き寄せた。審判の微妙な判定もいくつかあったけど、コリングウッドはホーソン戦より王道な戦いぶり。つよい。

 

アデレード81 ― フリーマントル71
コリングウッド 73 ― ウエストコースト 60

あと1つ勝てばグランドファイナルが待っているこの週末の組み合わせ。シドニーはいやだろうな。夕方5時15分に開始という土曜日のゲーム、ここまでして勝てなきゃどうするホーソン。
 
9月21日(金)シドニー-コリングウッド、
9月22日(土)ホーソン-アデレード
 
と、いうことでグランドファイナルはよほどのことがない限り、コリングウッド対ホーソン、AFLが泣いて喜ぶ対決を予想。なお来年2013年からむこう3年間、セントキルダがANZAC Dayマッチをニュージーランドのウエリントンで主催するというニュースも。(ゆ)。

AFL Final Round1 ジロングとノースメルボルン、敗退。

Posted Date:2012/09/11(Tue) 09:15

山は富士ならオトコはPavだ。土曜日の対ジロング戦、開幕クオーターの3ゴールを含めトータル6ゴールでチームのメルボルンでのファイナルシリーズ初勝利の立役者に。昨シーズンでファイナルの可能性が潰えたセントキルダを見限ったRoss Lyonの執念が実りつつあるチーム、これで人気も全国区になれるといいのだけど。一方のジロングはJimmy Bartelのハンブルまで飛び出すらしくない試合ぶり、黄金期を支えてきた孤高のディフェンダーMatthew Scarlettついに引退のニュースも。いいところをまったく見せられず完敗、姿を消したのがノースメルボルン。ゴールがポストを3回続いて叩くなどツキもなかった。一方「大人」の貫禄でアデレード(と観客)をモノともせずに勝ったのがシドニー、「ミスター・セプテンバー」Adam Goodesが光る。荒れ気味で包帯ぐるぐる巻きの選手も多かった金曜日、それでもホーソンは強い。
 
ホーソン135 ― コリングウッド97
シドニー 71 ― アデレード 42
フリーマントル96 ― ジロング80
ウエストコースト 162 ― ノースメルボルン 66
 
再び地元で試合ができるアデレードはフリーマントルの勢いを止められるのか。今年の新人王Daniel Talia(腕骨折)、ブロウンロー候補Patrick Dangerfield(顎挫)とケガ人続出も心配。白髪のあの方が思い切り張り切りそうな組み合わせの土曜日、コリングウッドは出場停止でスキッパー抜きの戦いに。ホーソン、シドニーは1週休み。ホーソンは金曜日の試合の勝者と、シドニーは土曜日の勝者と地元でそれぞれ戦う。
 
9月14日(金)アデレード-フリーマントル
9月15日(土)コリングウッド-ウエストコースト
 
 
<この選手に注目!>
Travis Boak ポートアデレード・パワー 背番号10番


2006年ドラフト5位入団のオンボーラーで副キャプテン。競い合いからのスピーディなボール奪回が持ち味…と、書くより、ずばり、来シーズンにチーム再建のかかるポートアデレードのカギを握るのがこの選手。果たしてジロングからの誘いを断りきれるかどうかに、ストーブリーグの注目が集まる。
 
ここまで書いて飛び込んできたニュース。ポートアデレードのミッドフィールダー、John McCarthy(背番号35)がホリディ先のラスベガスで事故で急死。コリングウッド、ポートアデレードで合わせて39試合に出場、これからを嘱望されていた矢先だった。ご冥福をお祈りします(ゆ)。

AFL Round 23 最終節、そしてファイナルへ。

Posted Date:2012/09/05(Wed) 09:27

シーズン最終節。ファイナルシリーズの予行演習となった最初の2試合のうち、ホーソンは開始早々のバディの3連続ゴールでウエストコーストを撃沈。アデレード同様、チーム内に2人も3人もブロウンローの候補がいるというのはなんとも贅沢。ジロングはここへ来て見事な帳尻合わせ。コリングウッドはTravis Clokeまっすぐ蹴った(しかも5つも)、で、やっぱり勝った。セントキルダはカールトンのコーチBrett Rattenの最後の試合に華を持たせてあげればいいものを…。最多ゴールキッカー争いは土曜日の試合で予想通り(エヘン)4ゴールを蹴ったTom Hawkinsがいったん首位に立ったものの、最後は接戦で気合が入ったJack Riewordtが6ゴールで逆転、2度目のコールマン・メダルを獲得。来年のリッチモンドはファンの悲願ファイナル出場が叶うチームになりそう。
 
ホーソン95 ― ウエストコースト70
ジロング112 ― シドニー 78
アデレード153 ― ゴールドコースト62
ノースメルボルン 105 ― グレートウエスタンシドニー 70
コリングウッド 104 ― エセンドン 72
フリーマントル 101 ― メルボルン 40
セントキルダ 106 ― カールトン 91
リッチモンド 106 ― ポートアデレード106
ブリスベン 128 ― ウエスタンブルドッグス 61
 
休む間もなくファイナルシリーズへ突入。いまいち分かりにくいけど、最初の2試合は勝者が次の週ごほうびでお休みに。残りの2試合は負けるとサヨナラ、勝てば最初の2試合の敗者とそれぞれ試合が待っている。地元でツキがあるのがウエストコースト。フリーマントルはNathan Fyfeがケガから帰ってきてチーム状態も多分シーズン最高、ジロング天下がおもしろくないファンのひそかな(そして実は大きな)期待を背負ってメルボルンに乗り込んでくる。
 
9月7日(金)ホーソン-コリングウッド、
9月8日(土)アデレード-シドニー、ジロング-フリーマントル、
9月9日(日)ウエストコースト-ノースメルボルン
 
 
<この選手に注目!>
Chad Cornes グレートウエスタンシドニー・ジャイアンツ 背番号11番

 
ポートアデレードで優勝を共にしたコーチMark Williamsについてリーグ一若いチームに今シーズン加わった。それだけでGWSにとっては大きな大きな財産になっているだろう。シーズンも終わり、しかも引退しそうな選手を書いてもいいのかしら、とも思ったけど、スワンソングということで。こわもてに似つかわしい身体を張ったタギングが来年も見られることをまだ期待してます(ゆ)。

AFL Round 22 ファイナル進出へ、明と暗。

Posted Date:2012/08/28(Tue) 09:02

大一番続きのこの節、でも最も緊迫したゲームがブリスベンーポートアデレードだったって?すっかり意気消沈のエセンドン、おいしいどころかファイナル絶望で、またコーチのクビ問題が浮上したカールトン、そしてコリングウッドは去年ほど強くないのか。空中戦を制したウエストコースト、Naitanuiのスーパーマークは夢のよう。バディが6週間ぶりに帰ってきたと思ったらCyril Rioliがいないホーソン。黄門さまご一行勢ぞろいはファイナル・シリーズを待たなければ。ノースメルボルンは連勝ストップ、Pavが出なくてもSandliersとキツイ当たりのディフェンスが作ったチャンスを生かしきったフリーマントルが勝ってファイナル8へ。
 
リッチモンド102 ― エセンドン57
セントキルダ163 ― グレートウエスタンシドニー 35
ブリスベン104 ― ポートアデレード93
ホーソン 102 ― シドニー 95
ウエストコースト 107 ― コリングウッド 58
ゴールドコースト 98 ― カールトン 86
ジロング 107 ― ウエスタンブルドッグス 73
フリーマントル 132 ― ノースメルボルン 79
アデレード 150 ― メルボルン 81
 
泣いても笑っても2012年ホーム・アンド・アウェイ最後の節、ファイナルを逃してもホームグラウンドでシーズン最後のゲームができるチームは幸せだな。9月をにらんであの手この手になりそうなのが最初の2試合。そして5位以下の順位決定のカギを握るのがエセンドンーコリングウッド。5ゴール差に6人が並ぶ激戦の最多ゴールキッカー、コールマンメダル争いにもようやく決着がつく。Tom Hawkinsが地元で蹴りまくり、逆転で初のメダルを獲得するか。
 
8月31日(金)ホーソン-ウエストコースト、
9月1日(土)ジロング-シドニー、アデレード-ゴールドコースト、グレートウエスタンシドニー-ノースメルボルン、エセンドン-コリングウッド、フリーマントル-メルボルン、
9月2日(日)カールトン-セントキルダ、リッチモンド-ポートアデレード、ブリスベン-ウエスタンブルドッグス
 
<この選手に注目!>
Adam Goodes シドニー・スワンズ 背番号37番

 
ずばり「セクシー」。ポジションがら、タックルする、走る、蹴る…何でもこなせるのはもちろん、何をやっても絵になるから、ビジュアルに登場することのなんと多いことよ。今シーズンは珍しく欠場もあったが、ファイナルシリーズではトレードマークのマジック・タッチに期待できそう。選手の魅力は年齢ではあせないのですよ。(ゆ)。

AFL Round 21 ファイナル進出へのラストスパート

Posted Date:2012/08/21(Tue) 07:54

ノースメルボルン大金星。対コリングウッド戦勝利は4年ぶりだとか。これで目標だったファイナル8入りが確実に。でもこのチーム、勝っても負けても悲壮感が漂ってますな。一方アデレードにひと泡ふかせたのがブリスベン。ここへきてようやく若手が育ってきている感じ。意外なワンサイドとなったのがカールトン-エセンドン。エセンドンはファイナル前に選手がすでにアガっているってホント?
 
ジロング123 ― 81セントキルダ
カールトン156 ― エセンドン 60
メルボルン84 ― グレートウエスタンシドニー59
フリーマントル 94 ― リッチモンド 72
ノースメルボルン 91 ― コリングウッド 61
ブリスベン 95 ― アデレード 85
ウエストコースト 98 ― ポートアデレード 50
シドニー 167 ― ウエスタンブルドッグス 85
ホーソン 129 ― ゴールドコースト 65
 
次節の注目は土曜日のグランドファイナル予行演習、シドニー-ホーソン。果たして7試合ぶりに出場予定のLance Franklinは従来通り活躍できるのか。先週の欠場理由については噂や憶測が飛び交っていますが。そしてコリングウッドがパースに乗り込む試合。クビの皮一枚のカールトンはおいしいカード。チーム状態最高のノースメルボルンは今週も地元で勝ってファイナル8入りを確実にしたいところ。
 
8月24日(金)リッチモンド-エセンドン、
8月25日(土)セントキルダ-グレートウエスタンシドニー、ポートアデレード-ブリスベン、シドニー-ホーソン、ウエストコースト-コリングウッド、ゴールドコースト-カールトン、
8月26日(日)ジロング-ウエスタンブルドッグス、ノースメルボルン-フリーマントル、メルボルン-アデレード
 
 
<この選手に注目!>
Marc Murphy カールトン・ブルーズ 背番号3番

 
Chris Juddの出場停止期間中、キャプテンを張ったら、あららチームは連勝、ファイナルに手が届くまでに調子が戻った。シーズン途中、ケガに泣いた分を9月の活躍で取り戻せるか。クリーンなプレイとナイスなルックスも魅力。来シーズンあたり、いよいよキャプテン就任ではないですか(ゆ)。
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