先週ほどではなかったにしろ、再びクロスゲームが続出。特にイースターマンデー、土砂降りか晴れているかどちらかの初秋のメルボルンらしい荒天の中でのジロング-ホーソン。ホーソンは最終クオーターのゴールなしが痛かった。チャレンジャーの道は険しい、ということ？ジロングは執念深い。
 
カールトン 154 ― ブリスベン 63
エセンドン 111 ― ポートアデレード 86
シドニー 94  ― フリーマントル 81
ウエストコースト 166 ― メルボルン 58
アデレード 82 ― ウエスタンブルドッグス 64
コリングウッド 85 ― リッチモンド 64
ノースメルボルン 183 ― グレートウエスタンシドニー 54
セントキルダ 139 ― ゴールドコースト 47
ジロング 92 ― ホーソン 90
 
次節のお楽しみは勝ちを挙げたものの、ピリッとしないコリングウッド-カールトンと、私今シーズンいち押しのアデレードがホーソンに挑む一戦。ホーソンはジロング惜敗が傷になって残ってなければ良いけれど…Luke Hodgeを早く出せ！グレートウエスタンシドニーは初ホームゲーム。あのキレイで新しいスタジアムは満員になるとみた。
 
４月１３日（金）コリングウッド-カールトン、４月１４日（土）リッチモンド-メルボルン、ポートアデレード-シドニー、フリーマントル-ブリスベン、ゴールドコースト-エセンドン、ウエスタンブルドッグス-　セントキルダ、４月１５日（日）グレートウエスタンシドニー-ウエストコースト、ホーソン-アデレード

 
＜この選手に注目！＞
     
Luke Hodge　ホーソン・ホークス　キャプテン　背番号15番
ケガに苦しみ今シーズン初お目見えになるのはこの週末のアデレード戦か。整ったルックスと身を削るようなプレイにうるうる来るのは女子だけではないはず。ミッドフィールダーで、身長185センチ体重90キロと巨漢ではないので日本のプレイヤーにはお手本になるかも。キャプテン就任以来チームは毎年優勝候補にあがりつつもファイナルシリーズで涙をのんでおり、今年「悲運のキャプテン」奪回がかかる。

（ゆ）

変則的な日程になった今年の第1節。残っていた7試合のうち１０ポイント以内の差が３試合、ファイナルさながらの熱戦ばかりで、うれしい反面、力が入って終わるとぐったり。
 
カールトン 125- リッチモンド 81
 
ホーソン　137-コリングウッド115
去年のファイナルシリーズの仇をとったホーソン。Buddyがいれば怖くない。
 
ブリスベン　119- メルボルン　78
 
アデレード　137- ゴールドコースト　68
 
フリーマントル　105- ジロング 101
大シーソーゲーム。フリーマントルの背番号７、Nathan Fyfeは今年もっとも楽しみな選手のひとり。ジロングは戦いぶりが「傲慢」と新聞に叩かれることしきり。Matthew Scarlettがラフプレイでこのあと3試合欠場のおまけつき。
 
エセンドン　104- ノースメルボルン　102
サイレン後のフリーキックが決まらず、今年も開幕からトホホなノースメルボルン。「らしい」と言うとファンに怒られるか…。
 
ウエストコースト　136-ウエスタンブルドッグス　87
 
ポートアデレード89-セントキルダ85
ポートアデレード地元で金星。
 
今週はイースター・ホリデーで、金曜日は試合なし。
 
４月５日（木）ブリスベン-カールトン、４月７日（土）エセンドン-ポートアデレード、シドニー-フリーマントル、ウエストコースト-メルボルン、コリングウッド-リッチモンド、アデレード-ウエスタンブルドッグス、４月８日（日）ノースメルボルン-グレートウエスタンシドニー、セントキルダ-ゴールドコースト、４月９日（月）ジロング-ホーソン。
 
最も注目は月曜日の試合。これに負けるとジロングちょっと危うしか。
他の都市からのラジオの中継を聴いていると聴きおぼえのある地元アナウンサーの声。古い友達に会ったような感じがして、ひいきのひき倒しも大目にみてあげたくなる。

（ゆ）

いよいよ開幕！今年の大目玉、Kevin Sheedyに率いられたグレート・ウエスタン・シドニーが初戦に登場。ゲーム前のロッカールームにまでテレビの中継カメラが入り、監督のスピーチがライブで放送になったのにはびっくり。観客も元シドニー五輪のメインスタジアムに３８２００人も入り、同じ夜に試合があったNRLを遥かに超えたとか。
 
 
シドニー 100　–　グレート・ウエスタン・シドニー　37
 
グレート・ウエスタン・シドニーは第一クオーター　8-25までは良かったんだけど、AFLデビューの選手が17人。緊張していたのか、スタミナの問題なのか、そのあとはどんどん引き離されて、ご覧のスコア。でも試合内容はスコアほど悪くなかった。特にプレッシャーのかけ方。相手がシドニーだから点差がついたものの、得点力のあまりないチームは手を焼くかも。シドニーは今年もソツがない。
 
日が落ちるとめっきり冷え込んできたメルボルンに、チームカラーのマフラーや帽子姿のファンが帰ってくるのはこの木曜日。
 
第１節の残りのカードは
３月２９日（木）リッチモンド-カールトン、３月３０日（金）ホーソン-コリングウッド、３月３１日（土）メルボルン-ブリスベン、ゴールドコースト-アデレード、フリーマントル-ジロング、ノースメルボルン-エセンドン、４月１日（日）ウエスタンブルドッグス-ウエストコースト、ポートアデレード-セントキルダ。
 
今年を占う注目のカードはホーソン-コリングウッドと、フリーマントル-ジロング。解説者による下馬評はホーソンの優勝が圧倒的だけど、対抗馬のカールトンは、この試合が今シーズンの戦いぶりのカギになりそう。
 
（ゆ）

アデレード 95　-　ウエストコースト　61
 
攻めて攻めて攻めまくったアデレードがＮABカップを制覇。戦法は本当にコーチの匙加減ひとつで変わるのかも。評論家の予想では順位が低かったけど、この勢いがあれば、アデレードは意外とやりそう。ＮABカップの覇者は過去３年、シーズンのトップ４に残っている。ちなみに両チームに贈られた賞金はスポンサーが銀行だけあって、〆て３００,０００ドル。リーグの中でもリッチなこの２チーム、お金がお金を呼ぶのでしょうか。
 
３月２４日はいよいよグレート・ウエスタン・シドニー対シドニー・スワンズで今年のシーズン開幕。１節の残りのカードは
３月２９日（木）リッチモンド-カールトン、３月３０日（金）ホーソン-コリングウッド、３月３１日（土）メルボルン-ブリスベン、ゴールドコースト-アデレード、フリーマントル-ジロング、ノースメルボルン-エセンドン、４月１日（日）ウエスタンブルドッグス-ウエストコースト、ポートアデレード-セントキルダ。
 
（ゆ）

オープン戦NAB　Cupは１７日にグランドファイナル、そして公式戦開幕はいよいよ２４日。選手名鑑や今年の公式戦カードの載ったAFLガイドが新聞の付録についてくるのもこの週末。わが家ではこのガイドがシーズン中はテレビの横に常備なのです。
ということで、３回戦の結果。
 
アデレード 138　-　コリングウッド　61
ブリスベン　104　－　カールトン　40
ホーソン 123 - メルボルン 44
ポートアデレード 86 -　フリーマントル 66
エセンドン 105 -　シドニー 103
グレートウエスタンシドニー 76 －　ゴールドコースト 63
ウエストコースト 85 －セントキルダ 52
リッチモンド 108 – ジロング　49
ノースメルボルン 93 － ウエスタンブルドッグス 70
 
番狂わせも多かったけど、グレートウエスタンシドニーの初勝利が最大のニュース。ノースメルボルンは今年こそ悲願のファイナル出場へ向けて準備上々。でも特にこのチームは蓋を開けてみないと分からない。カールトンは勝てないのがちょいと心配。
 
ちなみに先週は去シーズンでブルドッグスを引退しプロボクサー転向が伝えられていたBarry Hallの転身断念、さらに神がかり的なマークが売り物のメルボルンの軽量フォワードRiam Jurrahが親族間の傷害事件に加わった疑いで収監…とオフ・フィールドのニュースも多かった。
 
グランドファイナルはアデレード対ウエストコースト。特にウエストコーストは１回目にも書いたけど今年も良さそう。アデレードが「ファイナル」とつく試合に登場するのは２００８年以来。

（ゆ）