オープン戦NAB　Cupも早くも２回戦。
 
ジロング １１８　―　ゴールドコースト　６９
ホーソン　１０８　―　グレートウエスタンシドニー　３４
シドニー　８２　―　ノースメルボルン　６５
ウエストコースト　９２　―　ポートメルボルン　８７
メルボルン　７９　―　コリングウッド　７０
アデレード　９３　―　ブリスベン　４２
ウエスタンブルドッグス　７４　―　カールトン　７０
フリーマントル　１０５　―　リッチモンド　６７
 
５０年ぶりとも１００年ぶりとも言われているビクトリア北東部の大雨で中止になったのがエセンドン　-セントキルダ。エセンドンは当日飛行機で試合の行われる予定だったワンガラッタに到着できず。セントキルダは集まったファンのために豪雨のなかで紅白戦を開催、セントキルダは不戦勝をゲット。
 
AFLと人気を二分するプロスポーツ、ナショナル・ラグビー・リーグはこの週末から公式戦開幕。それに刺激されたのか、リーグのスーパースターで今年からグレートウエスタンシドニーに加わったIsrael Folauが１ゴール、４マークと活躍。１年早くAFL入りしたKarmichale Hunt（ゴールドコースト）よりもゲームになじんでいるように見えるのはフォワードというポジションなのか、若さなのか。シーズンに入っても活躍しそう。

（ゆ）

来年（２０１３年）のプレシーズン・マッチはインドでも試合が行われることが決まった。対戦カードはリッチモンド対グレートウエスタンシドニー。ということで1回戦の残りの試合。
 
２月２４日（金）
シドニー　５９-セントキルダ　２９
ジロング　２９－シドニー　１３
セントキルダ　３６-　ジロング　１５
優勝経験者が大幅に抜けた今年のジロング、選手層の厚さでほとんど影響なし。セントキルダは去年１シーズンをひざのケガで棒に振ったLenny Hayesが登場、試運転ながら、華麗なボールさばきは健在。
 
２月２５日（土）
ゴールドコースト　２６－　メルボルン　２３
メルボルン　１３　－　ブリスベン　１０
ブリスベン　１８　-　ゴールドコースト　１６
ブリスベンは昨シーズン顔面骨折２回で「キカイダー」状態のキャプテン、Ｊｏｎａｔｈａｎ　Ｂｒｏｗｎが復活、やっぱり頼もしい。うちのチーム…失礼、メルボルンはアウェイで１勝、よかったよかった。
 
２月２６日（日）
カールトン４０　－　ポートアデレード ４６
カールトン　３４―　アデレード　４３
アデレード　１８―　ポートアデレード　１７
こちらもダービー。カールトンはどうしちゃったの？やっぱりＣｈｒｉｓ　Ｊｕｄｄがいないとだめかしら。
 
この週末からは2回戦で、1チーム1日1試合。いくら試合の長さが半分とはいえ、1日2試合はきついよね。注目は金曜日のゴールドコースト対ジロング、土曜日のホーソン対グレートウエスタンシドニー。

（ゆ）

今シーズンも現地からＡＦＬ情報をお届けします！

２月１８日金曜日ついにオープン戦にあたるNABカップが始まった。５０メートル・ラインからの９ポイント・ゴールなどルールが微妙に違えども、３チームが１日２クオーターずつ２試合を戦うなど対戦方式が違えども、とにかく開幕は開幕。新聞の一面を飾る試合の写真を眺めてニヤニヤしているのは私だけではないはず。ということで、結果をご紹介。
 
２月１８日
ノースメルボルン　４４-リッチモンド　４１
ホーソン　５３－ノースメルボルン　２８
リッチモンド　４０-ホーソン　３７
１試合目早くもボールのないエリアでリッチモンドのミッドフィールダーReece ConcaがノースのLeigh Adamsにラフプレイでこの後、３試合出場停止に。ホーソンは本番さながらのラインナップでLance Franklinは合計３ゴール。
 
２月１９日
ウエスタンブルドッグス　３５－　グレートウエスタンシドニー　３０
コリングウッド　２６　－　ウエスタンブルドッグス　１９
コリングウッド　３５　-　グレートウエスタンシドニー　３２
今年から新加入のグレートウエスタンシドニーの戦いぶりには評論家もフアンも「やるじゃん」。去年のゴールドコーストより勝てる…かも。コリングウッドはNathan Buckleyの監督デビュー戦に勝利。
 
２月２０日
ウエストコースト　５７－　エセンドン　３６
フリーマントル　５６―　エセンドン　２０
ウエストコースト　３０―　フリーマントル　１０
去年台風の目だったウエストコースト、けが人は多いが若い選手に自信がついたのか、ミニ・ダービーにも勝って２勝。エセンドンは今年も苦戦か。フリーマントルは、昨年までセントキルダを率いていたRoss Lyonの采配に注目が集まったがMatthew Pavlichをフルフォワードに。これでいいのだ。

（ゆ）

さて、AFLの決勝リーグも始まったというのに、またも久々の更新になってしまいました。メルボルンはすっかり春模様。暖かくなってくるのはよいのですが、風が強く、へっぽこチャリダーには少々つらい時期です。

さて一月前のインターナショナルカップの様子など、遅まきながらお伝えすることは多々あるのですが、今日は、AFL決勝リーグについて。

先々週から始まった決勝リーグは、平日にも試合がある本リーグとは違い、週末だけ開催されます。本リーグ17チーム中の上位8チームが決勝リーグに進みます。決勝リーグでは、本リーグの順位をもとに試合組みが決めら、トーナメント風に行われます。基本的には、本リーグで成績が良いチームほど有利な感じに試合が組まれるような感じです。ちなみに、英語のページではありますが、ウィキペディアにのっている図で、感じが分かると思います。　（http://en.wikipedia.org/wiki/AFL_finals_system）

とはいえ、細かいことは分からなくても大丈夫。勝つことが重要です。

ちなみに、私の友達のAFLが好きを自称する女子は、選手が何人かもしりません。かつて、「味方が蹴ったボールを手でキャッチすれば、フリーキックがもらえるから、得点に繋がることがおおいから喜ぶんだよ。棒4本のゴールの真ん中２本の間に入れば６点、脇のとこだったら１点。だから真ん中に入った方が良い。それが分かれば楽しいよ」と教えてくれました。ちなみに、実際、それが分かったとたん、「何これ」から「お、面白い」と思うように変わりました。新規ファンから年季の入ったファンまで、色々な楽しみ方があるようです。

この決勝リーグの時期は、なんというか、色々渦巻きます。AFL好きにはもちろん、年に一度の大決戦。世界はAFL中心に回ります。噂では有料テレビの加入者ががっつり増える時期であると伺います（というのも、普通のテレビだと、少し時差があって、ほぼ生中継だけど、生じゃない、のです）。試合時間中、テイクアウェーのお店はガラ空き。。。試合の直前には異常に混雑する、なんてことも起こります。

とはいえ、AFLが全然好きでない方にとってはここが踏ん張りどころ。レンタルビデオを借りて、地味にこの一ヶ月をサバイバルすれば、AFL無しの暮らしがもどってきます。試合後の電車の大混雑からも、日々繰り広げられる試合結果の話題からも、AFLばかりのテレビチャンネルからも解放されます。そして、旦那さんや彼と週末に遊びに行けます。

そのほか一般市民にとっても、なんだか街の様子がいつもと違う不思議な時期です。今日はF準決勝の第１戦。ホーソン対
コリンウッド。ゴー・バディー！！

◆ウ

AFLもいよいよ盛り上がってきました真冬のメルボルン。最近体をこわしまして、人生で始めて健康の大切さに目覚めたブログ著者うちだです。今回は、ひさしぶりですが、盛り上がってるAFLを無視して地元の話題です。

私は、メルボルンの中心部から電車で３０分ほどのよくある、８時にもなれば静まり返るような郊外の町に住んでいるのですが、徒歩10分圏内にふたつもフットボールグランドがあります。で、最近、体を鍛えようとジョギングなどを始めて、よくグランドを走るようになり、気がついたことがあります。　どちらのグランドでも、平日の夕方にもなると、半ズボンのユニフォームを着た少年が続々とあつまりだし、ジャケットをきたお父さん兼コーチがボールを投げて練習しているのです。周りには練習を見学しているひともたくさんいます。　グランドの横に併設されているミニグランド（ちゃんとゴールがある）では、まだチームに入れないちっこい子供たちがアーモンド形のボールをもって遊んで居ます。いったい全部でボールが幾つあるのか、途方に暮れそうな感じです。　そして、敷地内にある子供の遊具ではちっこい子供が遊び、周りにあるトラックでは犬の散歩やジョギングのひと（含む私）が。真冬ですので、5時過ぎると暗くなってくるのですが、ちゃんと照明も照らされます。　ちゃんと小さなクラブハウスみたいなものもあります。土日には、青少年チームが試合をして、近所の人や親戚が応援にきて盛り上がっているようです。そして、試合が終わった瞬間、ちびっ子たちがグランドに駆け出してボール投げを始めます。とにかく老若男女がフットボールグランドの周りで思い思いに真冬の午後を楽しんで様子は、なんだか心強いものがあります。そして、また、フッティーはこんなにも地元に密着してるのか。と、大変関心しているこのごろであります。

◆ウ