日本での大震災と津波、また原発事故は、こちらオーストラリアの新聞でも何日もの間新聞の一面となりました。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。また、皆様の日常生活が少しでも早く戻ってくることを、お祈りしております。

～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※ ～※

こんにちわ。マメに更新しようと思いつつ、前回からもう一カ月たってしまいました。

震災があった日は、NABカップの決勝戦の日でした。地震のことも知らずに、仕事がえりの電車に乗っていると、若者たちが大きな声で歌を歌っていました。なんだろうなあ。と思っていたところ、隣にすわってたおばあさんが、「自分のチームが優勝したのが嬉しくて興奮してるのよ。」と話しかけてきました。優勝したチームはマグパイとよばれるコリンウッドのチーム。ちなみにコリンウッドは、メルボルンから自転車で１０分の町です。このチーム、昨年のAFLでも優勝した強豪チーム。

ちなみに、昨年の決勝戦、私は対戦相手のセントキルダの本拠地であるセントキルダ（これもまたメルボルンから自転車で１０分くらいの所にある町）のパブに見に行きました。そこで出会ったとあるオーストラリア人によると、「コリンウッドは好き嫌いが別れるチームなんだ。大ファンもいるけど、それ以外の人は嫌ってると思うよ。プレーが汚いんだ。ここにいるのは、コリンウッドが嫌いなだけで、セントキルダのファンってわけじゃないって人も多いぜ。僕もそうだけど」とのこと。プレーがどうのは、私には分かりませんが、なるほど。日本の野球でいうとかつての巨人みたいなかんじなのかな。と思ったのですが。。どうなんだろう。

ちなみに各チームがテーマ曲をもっていて、ファンは何かにつけて（たとえば運転してて気分が高まったときとか、勝ったときとか）高らかに謳います。
ちなみにコリンウッドの歌はこちら→　http://www.youtube.com/watch?v=Z45ytXTzcA8   
そして歌詞はこちらから→　 http://www.collingwoodfc.com.au/club%20song/tabid/8216/default.aspx　
ちなみになにか有名な曲の替え歌のようです。セントキルダのテーマ曲も替え歌だから、もしかしたらほとんどのチームが替え歌なのかも。　その辺はリサーチして後ほど報告しますね。

木曜日にはついにAFL本戦が始まります。　　

◆ウ　

AFL本リーグスタートまであと少し！こちらメルボルンのファン達はいまかいまかと楽しみにしています。今現在はNABカップといわれる本リーグ前のカップがフッティファンの話題の中心。ちなみに、私も詳しくは知らないのですが、NABカップは本リーグに向けたウォームアップと普段AFLを見られない地方の人にも見られるようにするのが目的のようです。（ちなみにNABはオーストラリアの4大銀行と呼ばれる銀行のひとつ。多分トヨタ杯などのように、企業が行がスポンサーしている杯ですね。）ちなみに、こちらが試合の日程表　http://www.afl.com.au/nabcup/fixture/tabid/15297/default.aspx　2月の11日に始まり、今週末には決勝リーグが始まります。

先日、私がツイッターで遊んでいたところ、、、（ツイッターにアカウントをもっている方はご存じかと思いますが、トレンドのリストというものがあります。地域別に設定できて、今ツイッターで話題の言葉の上位が表示されます（右の方にある#のリストです）。オーストラリアに設定していたのですが、）#NABがある日ひょっこり登場しました。クリケット一色だったテレビやラジオのスポーツ番組でも、少しずつフットボールの話題が増え始めました。本シーズンが始まると、フットボールを好きであろうが嫌いであろうが、無視して暮らすのはなかなかできません。試合の前後には電車にはファンがすし詰め、ラジオやテレビでは試合の中継ばかりです。決勝戦の日には町から人の姿が消えます。NABカップはレポート出来そうにありませんが、これからシーズンが始まったら、町の様子や人の様子、試合の様子などを随時レポートしていきたいと思います。◆ウ

ちなみに私（文末に◆ウ　とある記事の筆者です）のツイッターアカウントは @yakka_uです。AFLのことはほとんどつぶやきませんが、ご質問リクエストなどがありましたらツイッターの方にお気軽にどうぞ。

涼しい日々が続いていたメルボルンの夏ですが、今日の予想気温は40度。日差しはもう秋とはいえ、やっと夏らしくなってきました。

さて、今日は短いニュースを。

クイーンズランド州での洪水が日本のニュースでも流れていたようですが、同州は今期からAFLに参加するゴールドコーストユナイテッドの本拠地（というか州）であります。
洪水の被害を受けた地域の小学校やグランドのほとんどが随分の被害をうけ、フットボールを練習出来る状態ではなくなってしまったといいます。そんな子供たちを慰めるために、ゴールドコーストユナイテッドの選手はは、被災地の小学校やグランドを回り、子供たちの練習のコーチをするのはもちろん、ボールや練習に行くのにつかう鞄などを提供したようです。
英語映像リンク→
http://player.sbs.com.au/naca/#/naca/wna/Latest/playlist/Footballers-tour-flood-zones/

こうしてチームと地元が密接に関わっているのを見るのは、なんだか嬉しいものですね。◆ウ

AFLがオフシーズンになり、皆の興味がすっかりクリケットに向かっている1月のメルボルンですが、今日はAFLの「メンバー」制度について少し。（ただし聞いた話ですので正確性は約束できません。）

AFLの試合前後に電車にのると、ファンの人たちが各自応援するチームのマフラー（応援必須アイテム）だのユニフォームだのをまといとても華やかです。そのなかに、たまに「メンバー」と書かれているマフラーを誇らしげに身につけている人が居ます。このメンバーとは、ファンクラブのようなもので、メンバーであると、通常の試合は無料（か格安。。ちょっと記憶が。。）でメンバー席で試合を観戦することができます。また、人生で一度は観戦したい「グランドファイナル」のチケットが買いやすくなったりします。

で、シルバーメンバーとフルメンバーがあるのですが、このフルメンバーは誰もがなれる訳ではありません。

人数制限があるため、フルメンバーになりたいと思い申し込むと「待ちリスト」に登録されて、待たなければなりません。で、その待ち期間なのですが、とあるセントキルダファンの情報によると、15年程だというのです。

「え、そんなん、待ってる内に冷めてしまうし、いやだわ。」と思った私は、まだまだAFLを分かってなかったようです。

「ま、僕らはフルメンバーだけどね」と言い放った彼らは20代の兄弟。彼らによると、父親が大のセントキルダファンで、息子が生まれた瞬間にメンバーに申し込んだというのです。よって、ティーンエイジャーになるころにはメンバーになれたのです。

このように計画的、かつ辛抱強く、家族ぐるみで熱心なファンのみがメンバーになることができるのです。
そんな彼らはメルボルンから四時間ほどの町に住み、おもしろそうな試合があればメルボルンまでわざわざやってくるようです

あと二ヶ月ちょっと、メルボルンに熱い季節がやってきます。　◆ウ

ーーーーーー

今年から始まった当ブログでは、AFLの豆知識やニュースなどを不定期でメルボルンからお送りしていきます。
こんなことが知りたい！などというリクエストがある方はどうぞお気軽にご連絡下さい。