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接戦、ハイスコアリング続出でいよいよ開幕

Posted Date:2016/03/30(Wed) 09:42

今シーズンもご愛読よろしくお願いします。会社のティッピングで開幕ラウンドいきなり満点をとったワタクシ、この勢いでいきたいと思います。

さて、さっそくシーズンの明暗を分けるドラマに見舞われたのがコリングウッド。試合前にオフシーズンの薬物検査で21人がクロの報道、それって筋肉増強ではなくてリクレーショナル・ドラッグなのではと事実が明らかになるまえに乗り込んだシドニーでDane Swanが足の甲の骨折。多分シーズン絶望。「ショッカーズ」に名前を変えたらと言われるほどいいところなしだったのがフリーマントル。ブルドッグスは1年をケガで棒にふったチームが誇るフェバリット・サンTom Liberatoreも完全復活、去年の好成績を自信にこのあとのカードも地元で有利。

 
 
もう少しラクに勝たなきゃいけなかったリッチモンドとポートアデレード、今年もこの2チームのファイナル入りは微妙か。負けたとはいえ、カールトンは昨年とひと味違います。格下相手でも手を緩めないウエストコーストは今年も対抗馬。コールマンメダリストのJosh Kennedyはいきなり8ゴール。

 

オフシーズンの大目玉トレードでついにキャッツの一員としてデビューしたPatrick Dangerfieldは43タッチと期待通り。ホーソンに追いつかれかかった第4クォーターのフリー3回ビハインドも今のところはお愛嬌。去年は子猫ちゃんと呼ばれていた若手の成長ぶりを見よ。プレシーズンを無敗で終えたメルボルンは3J(Jesse Hogan ,Jack Viney ,Jack Watts)の活躍で接戦をせり勝ち。今年はやってくれます。

 
 
リッチモンド 92 - カールトン 83
メルボルン 80 - グレートウエスタンシドニー 78
ゴールドコースト 121 - エセンドン 60
ノースメルボルン107 - アデレード 97
シドニー133 - コリングウッド 53
ウエスタンブルドッグス 103 - フリーマントル38
ポートアデレード133 - セントキルダ 100
ウエストコースト 166 - ブリスベン102
ジロング 116 - ホーソン 86
 
歴代5人目となるキャプテン200試合を勝利で飾れなかったセントキルダのNick Riewoldtは次の試合が300試合。メルボルンは11年ぶりの開幕2連勝がかかる。大丈夫でしょう、多分。アデレードはダービー、日曜日のGではグランドファイナルの再試合。Stevie Jが昨年までのチームと相まみえる試合はキャンベラで。(ゆ)。
 
4月1日(金)コリングウッド-リッチモンド、
4月2日(土)アデレード-ポートアデレード、エセンドン-メルボルン、ブリスベン-ノースメルボルン、セントキルダ-ウエスタンブルドッグス、フリーマントル-ゴールドコースト、
4月3日(日)グレートウエスタンシドニー-ジロング、ホーソン-ウエストコースト、カールトン-シドニー
 

2015年のAFL10大ニュース!

Posted Date:2015/10/14(Wed) 20:01

2015年のシーズン、期待外れに終わったのがゴールドコースト(戦犯はケガに泣かされたGary AblettではなくNick Malceski)と、前半マークされ過ぎで作戦が乱れたポートアデレード。来季大いに期待できそうなのが、ようやくチームらしくなってきたグレートウエスタンシドニー。例年以上にドラマチックな事件も多く、ファンにとって改めてフッティはEmotionalなスポーツであることを思い知らされる年になった。
ということで、順不同の10大ニュースです。
 
ウエスタンブルドッグス5年ぶりのファイナルシリーズ出場

今シーズン一番の「いい話」。経営陣が大幅に交代し、スター選手が引退・移籍、しかもシニアコーチは一年生のLuke Beveridge。出直しのシーズンは開幕2連勝でスタート、ゲームメーカーのTom Leberatoreをケガで失ったのもなんのその、攻撃と守備のボーダーの少ない自由自在なフットボールでサポーター以外のファンも魅了。今までキャプテンに座ったことがなかったのが不思議なくらいのベテランRob Murphyのリーダーシップも光った。
 
前代未聞のドラマに見舞われたクロウズ、涙のファイナルシリーズ出場

55歳で初めてシニアコーチに就任したPhil Walsh氏と新米キャプテンTex Walkerに率いられ、こちらも再スタート。期待されながら結果がでなかった過去数年を払拭するような進撃を続けていたが、大きなストップがかかったのが14節。シニアコーチのシーズン中の死去による前代未聞の試合中止を経て、ファイナルシリーズまで勝ち残り、ファイティングスピリットで泣かせた。
 
ホーソン、3連覇で通算13回目の優勝

開幕前から大本命だったが、公式戦では一度も首位に立たずに迎えたファイナルシリーズ。2001-2003年のブリスベン・ライオンズ以来のV3がなるかどうかが注目されていたが、ウエストコーストをまったく寄せ付けず見事な優勝。しばらく黄金期は続きそう。
 
エセンドン、今年もドラマだらけのシーズン続く

去年と同じ見出しの使いまわし、ですが、今年はついに「ゴールデンボーイ」James Hirdが成績不振からシーズン終了を待たずにシニアコーチを解雇されるまでに。Hirdyは選手時代の栄光をこの晩節ですっかり使い果たしてしまったよう。キャプテンJobe Watsonは再びケガで15節からシーズン最後まで一試合も出場できず、このまま引退の噂もしきり。来シーズンからは「Mr Fix It」の異名をとるJohn Worsfoldが5年契約で指揮を取ることになっているけど、まず、チームにたちこめている暗雲を払うことが一番の課題では。
 
リッチモンド、またしてもファイナル緒戦で涙

シーズン中、開幕から9連勝中だったフリーマントルに地元スビアコで土をつけ、ホーソンを倒し、大人のチームになったタイガース。3年続けての出場に大きな期待がかかって迎えたファイナルシリーズは今年もノースメルボルンの前に緒戦で敗退。ナゼ?来シーズンに向けて、どのチームより早くグランドファイナル前からトレーニングを開始したとのニュースが切ない。
 
シーズン絶好調のウエストコースト、グランドファイナルで惨敗

これまで2回続けてBrownlowメダル受賞者が出た翌年に優勝しているチームだけあって、今年は要マークのはずが下馬評はパッとせず。シーズンが始まってみれば高さに厚みも加わったNic Naitanuiの完ぺきなラックさばき、穴のない中盤、そして今年最多ゴールを蹴ったJosh Kennedyと、キャプテンの影が少し薄いことを除けば最高のチームでリーグ戦を2位で終了。ファイナルシリーズも組み合わせに恵まれて、3年ぶりのグランドファイナル出場。当日のMCGの観衆の4分の1は西オーストラリアからだったらしいけど、試合内容は翌月曜日のオフィスでもまったく話題にのぼらないほどのトホホぶり。それほどホーソンが強かったのか、それとも他に理由があったのか。一方、街をはさんだ宿敵、フリーマントルはマイナープレミアを修めながら、グランドファイナル出場を逃した。
 
大物選手、ぞくぞく引退

これも去年と同じ見出しの使いまわし…ってギャグです。今年はChris Judd(カールトン)を筆頭に40歳のDustin Fletcher(エセンドン)、Adam Schneider(セントキルダ)、Kane Cornes(ポートアデレード)、Rhys Shaw (シドニー) Paul Chapman(エセンドン)…。Indegineous Roundの勝ちどきダンスに端を発した心ないブーイングに苦しめられ続けた Adam Goodes(シドニー)はグランドファイナル恒例のセレモニーにも参加しないまま。2度のBrownlowメダル受賞、2度のプレミアシップ優勝とAFLの歴史に名前を刻むプレイヤーの選択は大きな一石を投じた。
 
Mick Malthouse 監督718試合でついに引退

昨シーズンKevin Sheedyを抜いての歴代2位となるシニアコーチ700試合の記念ゲームで負け、そろそろ強運も限界か、と書いたのですが、さすがの名コーチもコリングウッドからカールトンへの移籍は大胆すぎた、ようです。
 
グランドファイナル前日が初めてビクトリア州の祝日に

パレード当日の金曜日は25度、快晴。これまでシティを西から東へ横切っていたコースが変更になったものの15万人が詰めかけ、初めての祝日は大成功…だけど、本当は終わってからの月曜日が休みのほうがうれしいよね、というのが、働くメルボルニアン、大方の共通意見。しかし他州や海外の人に「明日はフットボールのパレードで祝日です」と説明するのはなかなか勇気がいりますです。
 
Patrick Dangerfield、トレードでジロング入り

選手生活の最後のひと花は、故郷に近く、子供のころから応援していたチームで…という気持ちも分からなくはないけれど、個人的にはもう1シーズン、クロウズを引っ張って優勝に導いてほしかった。ちなみに今シーズン、ファイナルシリーズ出場を9年ぶりに逃したキャッツはかなり積極的に補強中。Selwood4兄弟の末っ子、Scottもウエストコーストから獲得して2016年は兄弟揃い踏みがみられることに

プレリムは2試合ともスビアコで

Posted Date:2015/09/30(Wed) 09:52

ホーソン 94-フリーマントル 67



ホーソン、強し。どんな状況下にあっても一人ひとりの選手がミスをしない。1対1の当たり合いに戦法が変わった第3クォーターは今シーズンでもピカ一の(というか2年前のような)スリリングな戦いだった。フリーマントルは9ポイント差まで追いついた第4クォーター開始直後に勝ち越せるチャンスがあったのだけどNat Fyfeも通常の6割くらいの力しか出せていなかった感じ、不調が伝えられる膝の無理をおして出場していたんだろう。本当はヒビが入っていた、らしい。シーズン首位のチームがグランドファイナル出場を逃したのは2005年のアデレード以来10年ぶり。一方のホーソンは4年連続のグランドファイナルで、過去5チームしか成し遂げていない3連覇がかかる。
 
ウエストコースト 80―ノースメルボルン 55



注目は今年絶好調のラック対決、ノースのディフェンス陣対イーグルスの攻撃陣。カンガルーズ有利の前半、ウエストコーストが初めてリードを奪ったのは第3クォーター。そのあとはまったくソツがなかったなあ。とにかく開幕前、ここまでくるとは誰も予想しなかった今年のイーグルスだけど、Brownlowメダリストが出た翌年はこれまで2回とも優勝。さて。
 
10月3日(土)ウエストコースト―ホーソン
 

最もフェアなプレイで活躍した選手に贈られるBrownlowメダルは予想通り、期待通りNat Fyfeが受賞。シーズン4試合欠場しての受賞はもちろん史上初。そしてチームとしても史上初。タキシードの着こなしといい、スピーチといい、本当にas cute as buttonのFyfeにはもう降参。(ゆ)。
 

プレリムは2試合ともスビアコで

Posted Date:2015/09/21(Mon) 19:00

1週開けてみればあら~アデレードはどうしちゃったの。TexもBettsもほとんど沈黙、ここのところ明るいニュースのなかったキャプテンLuke Hodgeひとりにやられた感もありますが、こういうゲーム運びになるとホーソンは手がつけられない。



土曜日は1対1の激しい当たりがエキサイティング。シーズン中、カンガルーズは寝たふりしてたの?ケガ人続出がちょっと心配だけど、終始有利にゲームを運んだ。Adam Goodesは最後の試合を明言しないまま。


 
ホーソン 135 - アデレード 61
ノースメルボルン 77 - シドニー 51
 
2試合そろってスビアコが会場のプレリミナリー・ファイナル。フリーマントルは出場停止になっていたタガーRyan Crowleyを今シーズン初めてセレクトするのか、Sam Mitchell封じとして可能性大いにアリでしょう。シーズン中、100ポイント超えがわずか6試合の守り(がち)のチーム対14試合の攻撃力のチーム、過去の戦績はホーソンに圧倒的に有利で、チームのサイトをのぞくとかなり鼻息が荒いようで。

土曜日の試合、レギュラーシーズン8位のチームとして初めてここまで勝ちあがってきたカンガルーズは前の試合で力を出し尽くしていない…か?こちらは2節以来となるDaniel Wellsを投入するかしないかに注目。今年驚異的な活躍をみせたNick Naitanui、Brownlowメダル2年連続受賞の呼び声も高いMatt Priddis、そしてColemanメダリストのJosh Kennedy、イーグルスは休養充分、地元でノースを迎え討ち(ゆ)。
 
9月25日(金)フリーマントル - ホーソン
9月26日(土)ウエストコースト - ノースメルボルン
 

リッチモンド、またまたファイナルシリーズ緒戦で涙

Posted Date:2015/09/16(Wed) 09:54

ノースメルボルンの秘策はディフェンスにあった!今シーズン、果敢なパスワークで敵を翻弄してきたリッチモンドの中盤、特にキャプテンTrent Cotchin とBrett Deledioを羽交い絞め。今シーズン400試合出場、おん年37歳のBrent Harveyは31ディスポーズザルでお見事。やっぱりメンタルが弱かった?という雑音を吹き飛ばすべく、タイガースは敗戦2日後から来シーズンにむけて練習を開始したとか。


 
いずれも譲らないハイスコアリング、そしてファア・ザ・チームのプレイ続出でしびれるシーソーゲームになったクロウズ対ブルドッグス。これぞフッティの素晴らしい試合だった。おそらく生涯初めてのAFLライブ観戦がこのゲームになったRichard Branson卿はチーム買収も考えているのでは?キラ星のタレントを擁するアデレードが収めたけれど、ブルドッグスの未来は全然明るい。Dangerfieldは来年に優勝のチャンスがあるチームに残るとみた。


 
この2試合に較べて少し緊張感に欠けたかな~の残り2試合。フリーマントルは勝ててラッキー、ムードメーカーのHayden Ballantyneの7試合ぶりの復活、3ゴールは大きい。ホーソンはファイナル用に新調した金キラ入りのジャージが最大のマイナスとの声も。


 
ウエストコースト 96 - ホーソン 64
フリーマントル 69 - シドニー 60
アデレード 109 - ウエスタンブルドッグス 102
ノースメルボルン 105 - リッチモンド 88
 
鳥さんチーム優勢の今年のファイナル、メルボルンでの試合はこの週末が終わったらグランドファイナルまでお預け。順当なところでいくと、金曜日はホーソンだろうけど個人的にはクロウズの大大金星を期待。覇気のないシドニー相手のノース、Lance Franklinも欠場で少しツキがきている印象も(ゆ)。
 
9月18日(金)アデレード - ホーソン
9月19日(土)ノースメルボルン - シドニー
 
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