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首位戦線に異状あり Gary Ablett 肩の負傷で夢のシーズンに「待った」

Posted Date:2014/07/09(Wed) 11:28

先週ゴールドコーストからいただいたコメントに「Garyにケガしないでね、とお伝えください」と返信しようかと思っていたところにこのニュース。脱臼だけなのか、腱に裂傷も入っているのか、これを書いている時点ではまだ分からず、手術しなくても出場までに最低3-4週間とのお見立てが大半。3度目の受賞がかかっているBrownlow Medalは本人も2007年に初めて受賞したシーズンに3試合欠場しているのでそれも計算に入っているだろう。過去には6ゲーム欠場しての受賞が記録らしいけど、それは1930年のことなので比較の対象としてはそぐわない感じ。

 

コリドーなんてどこ?の大スクランブル戦、かなりダーティだったノースメルボルンの戦いぶりが第3クォーターのBrain Lakeの「首絞め」を誘ったのでは、という見方も。でもあれはないよね。ホーソンは1週天下。ノースは上位4チームに全部勝ってるって、そんなことで喜んでる場合じゃないと思うんだけど。

 

ゴールドコーストの勝利は高い代償つき。ポートアデレードは心配が現実に。すでにプレッシャーなのか。EPLのリバプールにならって試合の前にファンがチームソング以外のふさわしい1曲を合唱する新しい「儀式」はポート以外のチームにも広まるかな。

 

ノースメルボルン 108 V ホーソン 88
リッチモンド 79 V ブリスベン 54
アデレード 140 V グレートウエスタンシドニー 72
ゴールドコースト 80 V コリングウッド 75
フリーマントル 97 V メルボルン 34
エセンドン 62 V ポートアデレード 60
カールトン 151 V セントキルダ 66
シドニー 79 V ウエストコースト 51
ジロング 69 V ウエスタンブルドッグス 56
 
首位に立ったシドニー、このあと気の抜けない組み合わせが続く。逆境に強い?エセンドン、今週も伝統のライバルとの1戦。上位と下位が当たる組み合わせが多い週は実は予想が難しい…
 
7月11日(金) アデレード V ホーソン
7月12日(土) メルボルン V ジロング、 ノースメルボルン V セントキルダ、ゴールドコースト V ウエスタンブルドッグス、ブリスベン V ウエストコースト、シドニー V カールトン
7月13日(日) リッチモンド V ポートアデレード、エセンドン V コリングウッド、フリーマントル V グレートウエスタンシドニー
 
 
この選手に注目!
David Swallow(ゴールドコースト・サンズ) 背番号 24

 
サンズ最初のドラフト1位として入団しGary Ablettの背中を見ながらプレイすること3年。先週は第3クォーターにキャプテンが退場したあともゲームを優位に進め、「今までもっとも勇敢な戦い」(監督のGuy McKenna)だった試合を勝利に導いた。Garyが帰ってくるまでのチームが双肩にかかっている。ノースメルボルンのキャプテン、Andrewの弟。

アデレード首の皮一枚でファイナル残った ポートはシーズン初の2位転落

Posted Date:2014/07/02(Wed) 10:47

アデレードオバール満員5万人プラス552人の、552人がどこで観戦していたのか、すごく興味あり。Eddie Betts賞味期限ぎりぎりで移籍なんて書いてごめんなさい。ここ2、3試合アデレードは完全に彼のゲーム。フォワードが選べるチームの得点力はさすがだな。



やっぱり手に汗握る試合になった金曜日、今シーズン、ジロングが第3クオーターに追いつかれるのはやはり主力のお年が問題とか。でも負けない。

 

そしていいゲームだけど勝てないのがメルボルン。ブリスベンはJonathan Brown のさよならゲームをノースのミスにも助けられ地元で飾った。ほんとにフッティの星のもとに生まれている選手だったことを実感。



珍しく日曜ナイトゲームになった伝統の一戦はお客さんが93年ぶりの最低記録、それでも3万7831人。ぼやくEddieにはお灸が必要。ぜいたく言うんじゃねぇ。



ジロング 89 V エセンドン 80
ホーソン 116 V ゴールドコースト 63
リッチモンド 117V セントキルダ 73
フリーマントル 88 V ウエストコースト 81
シドニー 106 V グレートウエスタンシドニー 60
ブリスベン 70 V ノースメルボルン 66
ウエスタンブルドッグス 91 V メルボルン 85
アデレード 99 V ポートアデレード 76
コリングウッド 91 V カールトン 76
 
初めて首位に立ったホーソンはCyril Rioliシーズン絶望?が唯一心配のタネ。監督Alistair Clarksonも復帰が決まって、このままシーズンを終われそう。一方経験不足のポートアデレードは連敗が敵。Buddyもゴール蹴りまくりでいつの間にかいい位置につけているシドニー、若大将Nathan Fyfeも他のチームに持って行かれる前に契約更新で前期の不安はどこへやらのフリーマントル。上位4チームは全然オッケー。5位から10位までの6チームの戦いがこれからの見どころ。
 
7月4日(金) ノースメルボルン V ホーソン
7月5日(土) ブリスベン V リッチモンド、 グレートウエスタンシドニー V アデレード、ゴールドコースト V コリングウッド、メルボルン V フリーマントル、ポートアデレード V エセンドン
7月6日(日) カールトン V セントキルダ、ウエストコースト V シドニー、ジロング V ウエスタンブルドッグス
 
 
この選手に注目!
Patrick Dangerfield (アデレード・クロウズ) 背番号 32

 
「デンジャーフィールド」というプロのスポーツ選手になるためのような姓が最高。それにふさわしくミッドフィールドできっちりゲームを組み立て一昨年はオールオーストラリアンにも選出された。活躍がチームのバロメーターになる選手のひとりで、がまんのシーズンだった去年の分のエネルギーも、ファイナルのチャンスが残されている今年のホームストレッチに賭けるプレイを期待。もしポートとそろってグランドファイナルに残ったらアデレード・オバールでグランドファイナルっていうのはどう?

ゴールドコーストが!そしてグレートウエスタンシドニーが! 波乱つづきの13節

Posted Date:2014/06/25(Wed) 09:19

首位戦線とりあえず異状なし。でもこの2チームの金星はまってました。特にゴールドコーストはGary Ablettのジロング・コネクションを勘定にいれたとしても、本物になりつつある証明かも。
 
 

手負いの虎状態のエセンドンに詰め寄りながらも勝てなかったアデレード、今シーズンはここまでか。先週も言いましたがファイナルを狙うチームは肝心なところで負けないものなんです。

  
 
そしてリーグ一番の「愛されキャラ」、Jonathan Brownが引退発表。顔面骨折3回では家族もさぞや心配だろう。お疲れさまでした。

 
 
シドニー 62 Vリッチモンド 51
ホーソン 115 V コリングウッド 86
ポートアデレード 128 V ウエスタンブルドッグス 56
ゴールドコースト 118 V ジロング 78
フリーマントル 105 V ブリスベン 22
エセンドン 101 V アデレード 92
グレートウエスタンシドニー 100 V カールトン 92
ウエストコースト 103 V セントキルダ 70
ノースメルボルン 107 V メルボルン 66
 
ダービー、ダービー、ダービー!そして遺恨戦といってもいい金曜日の試合。Chappy、そしてボンバーは手のうちを知り尽くしたジロングに対してどう戦う?今シーズン、初のファイナルシリーズ出場の期待がかかるゴールドコーストは前年の覇者にどう挑む?おっと、伝統の1戦、日曜日のCCマッチを忘れるところでした。Mick、そしてDale Thomasにはきついヤジが飛ぶこと請け合い。
 
6月27日(金) ジロング V エセンドン
6月28日(土) ホーソン V ゴールドコースト、セントキルダ V リッチモンド、フリーマントル V ウエストコースト、シドニー V グレートウエスタンシドニー、ブリスベン V ノースメルボルン
6月29日(日) ウエスタンブルドッグス V メルボルン、アデレード V ポートアデレード、コリングウッド V カールトン

メルボルン、気落ちのエセンドンに1ポイント差勝利

Posted Date:2014/06/17(Tue) 12:20

昨年の開幕からくすぶり続けている禁止薬物使用問題でAustralia Sports Anti-Doping Authority (ASADA)がエセンドンに2012年のシーズンに所属していた選手34人を告発することが明らかになった。これに対してエセンドンは連邦裁に仲介を求める申し立てを起こし徹底して戦う構えを見せている。サッカーW杯がまさに開幕、AFLシーズンもちょうど折り返しのタイミングで、この発表は前回同様、とにかく無粋。エセンドン側もなぜ今になって連邦裁を巻き込むことにしたのか、こちらも不可解。一番迷惑なのはファンだけど。ということで冴えないボンバーズ、ようやくRooイズムの定着してきたデーモンズに1ポイント差負け。



それにしてもあらためてフッティって、ハイスコアリングなスポーツね。シドニーはBuddy全開5ゴールの活躍で41317人の大入り。



ゴールドコーストはGary Ablettの最後のゴールがポストを叩く痛い不運、一方のウエストコーストはまたJosh Kennedyが7ゴール。カールトンはMick Malthouseの歴代2位となる監督700試合を勝利で飾れず。


 
ホーソン 118 V カールトン 90
フリーマントル 105 V リッチモンド 85
シドニー 98 V ポートアデレード 94
ウエストコースト 103 V ゴールドコースト 100
グレートウエスタンシドニー 125 V ブリスベン 80
アデレード 109 V ノースメルボルン 73
ジロング 133 V セントキルダ 37
ウエスタンブルドッグス 106 V コリングウッド 98
メルボルン 78 V エセンドン 77
 
シーズン終盤まで代わりそうにない上位4チーム(ポートアデレード、ホーソン、シドニー、ジロング)は、これからいくつ星を落とさずに8月を迎えられるかが勝負だけど、今週はホーソン、ジロングが最初の試金石を迎える。12位から18位までの下位7チームも実は差が1勝だけ。ひとつ勝つと順位がポンと繰り上がる。
 
6月20日(金) リッチモンド V シドニー
6月21日(土) ホーソン V コリングウッド、ポートアデレード V ウエスタンブルドッグス、ジロング V ゴールドコースト、ブリスベン V フリーマントル、アデレード V エセンドン
6月22日(日) グレートウエスタンシドニー V カールトン、セントキルダ V ウエストコースト、ノースメルボルン V メルボルン
 
この選手に注目!
Tom Liberatore (ウエスタン・ブルドッグス) 背番号 21

 
チーム再建中の子犬ちゃん軍団のリーダー的存在。170センチ代ながらガッツあふれるプレイでフッツクレイのヒーローだった闘将「リバ」(Tony Liberatore)の息子で、プレイスタイルはもう少し垢ぬけているようだけど、突進型なのは父親ゆずり。金星となったコリングウッド戦では34ディスポーザル、13クリアランス、ミッドフィールドの要としてチームを引っ張った。ビッグ4相手に燃えるのも父親似?なのかも。
 

シーズン折り返しでケガ人続出 

Posted Date:2014/06/10(Tue) 16:36

ハンブルにつながりの悪いパスと、ジロングのらしくないミス多発に助けられ、攻撃陣も久しぶりに活躍して金星目前だったカールトン。試合開始5分前に色がかぶるからという理由でショーツを履き替えたのが悪かったのか。ジロングは連敗しません。

   

先週パックマークから味方の膝蹴りが頭に入って途中欠場したマイ・ダーリン=Chad Wingard、今週またまた間違いなくマーク・オブ・ザ・イヤーの候補にあがる夢のようなマーク。チームも連勝記録を更新で首位固め。グレートウエスタンシドニーは残り10分で1ポイント差まで猛チャージ、エセンドンは逃げ切ったもののスキッパーJobe Watsonがシーズン絶望のケガ。ファンにとっては昨年同様、長い後半戦になりそう。
 
   

もっと後半が厳しそうなのがリッチモンド。孤軍奮闘のDustin Martinがグレちゃわなきゃいいけどと余分な心配。前半はトレード△と評価のあまり高くなかったNick Dal Santo、ようやくチームに慣れたのかチャンスメーカーぶりを発揮。負けてもファンが不満をもらさなかったメルボルン、6万8000人の前で試合ができるなんてありがたい、ありがたい。

   
 
ジロング 107- カールトン 102
ホーソン 123- ウエストコースト 79
ポートアデレード 129- セントキルダ 59
ブリスベン 95- ウエスタンブルドッグス 87
エセンドン 81- グレートウエスタンシドニー 66
シドニー 109- ゴールドコースト 74
フリーマントル 90- アデレード 50
ノースメルボルン 116- リッチモンド 88
コリングウッド 61- メルボルン 28
 
ハイライトは土曜日の1位3位対決。ベスト4入りへベテラン奮闘中のノースもビジターで落とせない試合。シーズン折り返しで評論家勢の苦言と失望にさらされているウエストコースト、リッチモンドそしてブルドッグスは苦しいカード続き。
 
6月13日(金) ホーソン V カールトン
6月14日(土) リッチモンド V フリーマントル、ポートアデレード V シドニー、ウエストコースト V ゴールドコースト、ブリスベン V グレートウエスタンシドニー、アデレード V ノースメルボルン
6月15日(日) ジロング V セントキルダ、コリングウッド V ウエスタンブルドッグス、エセンドン V
メルボルン
 
 
この選手に注目!
Joel Selwood (ジロング・キャッツ) 背番号 14

  
毎試合、活躍するべしと条件が与えられてしまっているから、ボールのそばにいないのがかえって目立った週末の試合、ところがやってくれました。ファンが、そしてチームが最高に頼りにしている、そしてその期待に応えられるプレイヤーの面目発揮となる残り1分の決勝ゴール。タフでボールに立ち向かうプレイスタイルが最大の魅力。3年目のキャプテンも板についてきた。双子の兄、弟と4人そろってAFLで選手経験があって、うち3人は現役というフットボール・ロイヤリティ中のロイヤリティ。
 
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