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グランドファイナルは初顔合わせ ホーソン対フリーマントル

Posted Date:2013/09/24(Tue) 16:40

金曜日、欠場のCyril Rioliも帰ってきて久しぶりに万全のメンバーが揃ったホーソン。試合前、「敵は自分たちの中にある」なんて哲学的な評も話題だったが、やはりアガっていたのか第1クォーター、フィールド上では圧倒的でもポイントにつながらず、ほぼ互角。Lance Franklinがチームメイトと衝突して右ひじを痛めるアクシデントもあり、不運が気がかり。第2クォーターも均衡が続き
ジロングは大きなゲームに強いSteve Johnsonが3ゴール、50対46とかろうじてホーソンがリードで折り返し。第3クォーターをジロング有利に運ばれて20ポイントのリードを許したが、勝利を引き寄せたヒーローはBuddyでもJarryd Rougheadでもなく、ポートアデレード時代に優勝経験のあるShaun Burgoyne。第4クォーターのアシスト、それに続く逆転ゴールと陣取る位置はさすがベテラン。ホーソンにかかった呪いを解いた。
 

 

土曜日、街の舗道も、市内のバスも全部紫、もちろんスタジアムもパープル一色。キャプテンを筆頭に床屋行きたての選手が多かったのが、気合を感じさせるフリーマントル、昨年の王者を前にしても、とにかく強かった。こちらもホーソン同様、席捲しているもののポイントにつながらなかったが、第2クォーターに入り若大将・Nathan Fyfe、そしてコーチRoss Lyonが与えたStephen Milneの役をもっとアグレッシブにやってのけるHayden Ballantyneが期待通りの活躍、自慢のディフェンス陣もとにかく激しい当たりで、ケガをしないかどきどきするほど。第3クォーター前半に少しお休みしたものの、最後まで手を緩めず。引退するシドニーのJude Boltonの送りだしなど、テレビで観る限り、ファンのマナーも印象的に良かった。 フリーマントルはAFL入りして19シーズン目で初のグランドファイナル出場。今年のシーズン、両チームは1度対戦して、その時はホーソンが118-76で勝利している。いろいろあったシーズンだけど、好ゲームを期待しましょう。
  

 

ホーソン 102 - ジロング 97
フリーマントル 99 - シドニー 74
 
9月28日(土)ホーソン - フリーマントル
 

9月23日月曜日、今年フェアなプレイで最も活躍した選手に贈られるBrownlowメダルの発表が行われ予想通りGary Ablett(ゴールドコースト・サンズ)が2回目の受賞。実はここ数年、審判が投票するBrownlowに対しAFL選手協会が主催し、選手の投票で決まる最高殊勲選手賞(MVP)の評価が急激にアップ、Brownlowの真価を問う声もあるのですが、個人賞としてはリーグ最大の名誉。ちなみにAblettは最高殊勲選手賞(MVP)とのダブル受賞となった。
 

ファイナル・シリーズは経験が勝負? ジロングとシドニー順当勝ち 

Posted Date:2013/09/17(Tue) 09:26

 金曜日、新生チーム、新人監督でここまで勝ちあがってきたチーム対ここ数年ファイナル出場が当たり前のチーム、さらに同じ年のドラフトで入団したキャプテン同志と、話題にこと欠かないゲームになった。先週コリングウッドを倒した勢いそのままに、ポートアデレードが先制、第2クオーターもリードしたまま。ドラフトの同窓生キャプテンTrevis Boakと Joel Selwoodの対決はSelwood
ケガで血まみれ。ポートアデレードのドリームフィニッシュに期待がかかったが、さすがジロング。第3クオーターの残り11分にこのゲームはじめて同点に追いついた後、ケガで戦列を離れていたTom Hawkinsのゴールで逆転、そのあとは、いつものシナリオ。ベテランPaul Chapmanはラフプレイでこのあと1試合出場停止、もしかしたらこの試合が最後になるのかも。
 

 

 こちらに較べると土曜日はハイライトのやや少ないワンサイドの試合、ただしシドニーは第1クォーターにいきなりKurt Tippett、Tom Mitchellがケガ、それでも8人がゴール、特に第2、第3クオーターは5ゴールずつ。ファイナルの経験豊富な選手が多いのはこういうところに影響してくるんだろう。ただし第4クオーターに沈黙したのが気がかり。カールトンの棚ぼたからのファイナルは2試合で終り。来シーズンに向けてチーム大改造の噂も。
  

 

ジロング 96 - ポートアデレード 80
シドニー 86 - カールトン 62
 
さて、今週末。ただいま11連敗中という超苦手意識をホーソンは克服して、2年続けてグランドファイナルに出場できるのか。ケガ人だらけのシドニーは貫禄だけでは苦戦が必至。フリーマントルは悲願のグランドファイナル出場へ秘策がありそう。
 
9月20日(金)ホーソン - ジロング
9月21日(土)シドニー – フリーマントル
 

フレオ!ポート! これぞファイナル 

Posted Date:2013/09/09(Mon) 10:06

金曜日、スリリングだったのは(悪いけど)第1クオーターだけ。バディに加えCyril Rioliも欠場、さらに昨年のグランドファイナルのトラウマと心配されたホーソンだったけど、前の節のいい勝ち方を維持できた。シドニーはお疲れか、去年ほど強くないのか。
 


この試合がすっかりかすむ大番狂わせの土曜日。戦前不利だった2チームのネバーギブアップの戦いぶりはこれぞファイナル。第1クオーター、リードされながらもディフェンス陣の超フィジカルなプレッシャーで僅差でしのぎ第2クオーター後半にようやく攻撃陣に火がついたフリーマントル。珍しくJoel SelwoodもJimmy Bartelもあまりテレビの画面に映らない(=ボールが取れない)ゲームだった。フレオはこのあとチーム史上初めてホームでファイナルをホストする。
 


同じくらい感動的だったのがポートの勝利。特にチームの辛い時代にキャプテンをはっていたDominic Cassisiが、今年のBrownlow MedalでGary Ablettの唯一の対抗馬といわれているPaul Pendleburyをシャットアウト。ガッツの塊といった面構えのOllie Wines、Chad Wingardの若手が活躍、第2クオーターにはゴールキッカーJay Schulzのパックマークも飛び出し、コリングウッドはへとへと。
 


日曜日94000人(のうち、たぶん7万人はリッチモンドファン)が見守った試合は、前半とりあえずリッチモンド(でも緊張か、コチコチ)で、後半カールトン。Mick Malthouse4チームでのファイナルコーチ通算ファイナル55試合はダテではないのですね。リッチモンドは来シーズンがある!(ゆ)
 

ホーソン 105 - シドニー 51
フリーマントル 87 - ジロング 72
ポートアデレード 87 - コリングウッド63
カールトン 116 - リッチモンド 96
 
さて、今週末。金曜日の試合の勝者はホーソン、土曜日の勝者はフレオがお待ちかね。
9月13日(金)ジロング - ポートアデレード
9月14日(土)シドニー - カールトン
 

カールトン、大逆転でファイナル8入り

Posted Date:2013/09/03(Tue) 11:38

棚ぼたとはいえファイナル入りのチャンスを逃さなかったカールトン。第4クオーターに8ゴール、Eddie Betts、 Chris Yarran、 Jeff Garlettの「モスキートトリオ」が活躍。


ファイナルへ滑り込んだカールトン

前半57対25でリード、4万5000人のファンの前で6年ぶりのファイナルへの絶好の壮行試合ができるはずだったポートアデレードは負けたおかげでファイナルの対戦もきつい。アウェイで主力10人(最終的には12人)を温存したフリーマントルRoss Lyonの采配に批判が集まったけど、Justin Koschitzke、 Stephen Milne、 Jason Blakeと3人がそろって引退の元のチームに対する情けかも。ノースは波乱万丈のシーズン最後、コリングウッド相手にらしくない?快勝。ゴールドコーストはGary Ablettが33タッチ、今年のBrownlowはぶっちぎりで受賞か。



Brownlow最有力のゴールドコーストGary Ablett
 
ホーソン 112 - シドニー 100
セントキルダ 112 - フリーマントル 41
カールトン 104 - ポートアデレード 103、
リッチモンド 104 - エセンドン 65
アデレード 129 - ウエストコースト 43
ジロング112 - ブリスベン 111
ゴールドコースト 146 - グレートウエスタンシドニー 63
ノースメルボルン 125 - コリングウッド 114
ウエスタンブルドッグス 107 - メルボルン 87
 
急に暖かいのを越して、暑くなってきた今年のメルボルン。土曜日MCGでダブルヘッダーの噂はジロングが初めて地元でファイナルゲームを主催する妙案で解決。ホーソンはLance Franklinが前試合でのラフプレイで出場停止。カールトンはChris Judd出場か?個人的にはコリングウッド対カールトンのつぶし合いが観たかったけど…最初の2試合は勝てば1週ありがたいお休み。負けたら来週あとの2試合の勝者と対戦、負けたらもう後がない。今シーズン、明るい話題を提供してきたポートアデレードとリッチモンドの健闘を期待(ゆ)。


 
9月6日(金)ホーソン-シドニー、
9月7日(土)ジロング-フリーマントル、コリングウッド-ポートアデレード
9月8日(日)リッチモンド-カールトン

残り1ラウンド ファイナル8のチャンスは4チームに

Posted Date:2013/08/28(Wed) 09:36

接戦をまたまた落としたノースメルボルン。これ、前回のコピペじゃないですよ。珍しく前半リードで折り返したのが悪かったのか。もっともホーソン相手だから仕方ないかな。
 

この節の大一番はカールトンの自滅でエセンドンは久しぶりの大きな勝利。
 
 
コリングウッド 10 - ウエストコースト 39
アデレード 120 - メルボルン 52
ホーソン 117 - ノースメルボルン 103
ジロング 92 - シドニー 48
フリーマントル 134 - ポートアデレード 60
エセンドン 82 - カールトン 76
セントキルダ 116 - ゴールドコースト 70
リッチモンド 163 - グレートウエスタンシドニー 42
ブリスベン 100 - ウエスタンブルドッグス 93
 
ファイナル出場の8チーム目、カールトンがポートアデレードに勝てばすっきり決まりますが、奇跡的なチャンスが残されている現在12位のアデレード、13位のウエストコースト、両者の対決から目が離せない最後のラウンド。そして金曜日は昨年のグランドファイナルのリターンマッチ。グレートウエスタンシドニーは勇退するコーチのKevin Sheedyに勝ち星をプレゼントしたいところ。(ゆ)。
 
8月30日(金)ホーソン-シドニー、
8月31日(土)セントキルダ-フリーマントル、カールトン-ポートアデレード、エセンドン-リッチモンド、ウエストコースト-アデレード、ブリスベン-ジロング、
9月1日(日)ゴールドコースト-グレートウエスタンシドニー、コリングウッド-ノースメルボルン、ウエスタンブルドッグス-メルボルン
 

AFL、エセンドンにファイナル出場停止を含む重い罰則

 
エセンドン側がついにAFLの裁定を受け入れると発表した。チームは2013年のファイナルシリーズ出場停止、2013年、14年の新人ドラフトの1番、2番指名権なし、プラス罰金200万ドル。そして監督James Hirdは来年8月25日まで一切出場停止。土曜日の今シーズン最後の試合はSimon Goodwinが指揮をとる。
 
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