榊道人

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<AFL TV観戦記>ファイナル進出ならず

Posted Date:2012/08/31(Fri) 08:09

リッチモンド相手に102―57の大敗。ファイナル進出の可能性がなくなりました。これで6連敗。今シーズンは第9ラウンドが終わるまで2位につけていたのですが、ここ12試合で9敗と、後半は調子を落としました。

けが人も出て、プレーヤーが出たり入ったりを繰り返してしまいました。シーズン前半に見られたようなFWラインでチーム全体としてプレスをかけ、ターンオーバーしたボールを素早くつなぐ様子はシーズン後半ではほとんど見られなくなり、無難な戦い方が増えました。



リッチモンド戦も常にリードされ、ボールを奪い返してもキックがつながらず、いいオプションを選択できていませんでした。この試合は今ひとつチームとしての覇気が感じられず勝てる雰囲気ではありませんでした。

DFインサイド50mのエリアで相手にマークを取られるシーンも多かったです。DFでスペースを埋め切れず、マークも外れていました。リッチモンドはセットショットをたくさん外してくれましたが・・・。

良かったのは背番号6番、FWのアンガス・モンフリー。キックのターゲットとなり、フルフォワードのフォローに入るスモールフォワードの役割もできる1人2役のFWです。

今のFW陣とはリンクしきれていない部分もありますが、見ていて安心感があります。特に苦しい試合ではこのように安定していいプレーできるプレーヤーがよりありがたく見えます。この試合は3ゴール。しかもDFラインまで戻っての献身的なプレーも目立ちました。



映像のモンフリーのゴールは相手DFの股下を通るゴールでした。DFに当たっていればゴールにならないので、このようなゴールは珍しいです。しかもゴールアンパイアはきちんとゴールの判定を出していました。確認のため映像判定を行いましたが、改めてAFLのアンパイアのレベルの高さを知りました。

アンパイアを褒めてもエッセンドンの順位は変わらず、来週のコリンウッド戦が今シーズンラストマッチとなりました。

マークをとって、テンポをコントロールする。

Posted Date:2012/08/28(Tue) 07:37

週末はライオンズのトレーニングがありました。ライオンズのここ1~2ヶ月のテーマはマークの数を増やすこと。

マークとはキックしたボールをノーバウンドで取るプレーです。15m以上飛んだボールをキャッチするとフリーキックとなります。

フリーキックをもらえると、プレーオンしてテンポよくプレーすることもできますし、じっくりと次のオプションを考えてテンポを落とすこともできます。また、ゴールが狙える距離でマークを取れば、フリーキックからそのままゴールにキックすることもできます。

とにかくマークを取ればテンポの主導権を取れる。とても重要なプレーです。日本での試合ではラグビー場で行うため、スペースが少ない。マークするにはうまくスペースを見つけ、そこに正確にキックをしなくてはいけません。

キックする際にキックしたいスペースを見つける。これはとても大切です。うまくスペースが見つかると、8割程度は成功。あとはスキルの問題。そこのスペースにキックするだけです。

スペースがはっきりと見えていないためのキックミスは意外に多い。ここにキックするときちんと決めて、いつもとおりに手順を踏めば、ほとんどキックは成功します。まずはスペースを見つける。自分が成功すると感じられるスペースを見つけたら、もう成功です。

ライオンズもそういった意識でバンバンとマークが取れると、、、試合で勝てます。

サムライズ vs. ミックスゴアナーズ

Posted Date:2012/08/24(Fri) 09:13

日曜日は横浜YCACでサムライズの練習試合を行いました。対戦相手はゴアナーズと数名の日本人プレーヤーのミックスチーム。

今回のサムライズでは2回だけですが、コリドーを素早く突破することを重点に密度のある練習をしてきました。

試合の結果は勝ち。でも内容はまだまだ大雑把な部分が多くありました。コリドーをどのくらい意識して攻めたか、ハンドパスでの突破を図ったか、フリーキックの後のプレーオンを多用したか。

日頃のプレーは急には変えることはできませんが、試合に合わせてチームのやり方に意識をフィットさせるのは大切なことだと思いました。

個人的にはスキルミス、判断ミスから多くの反省点がありました。少しずつステップアップして、これからの試合にも生かしていこうと思います。

<AFL TV観戦記> かすむファイナル

Posted Date:2012/08/21(Tue) 07:19

エッセンドン、カールトン相手に60-156で負けました。カールトンはファイナル進出を争っているチーム。エッセンドンは勝利ポイントが取れなかったので、カールトンとの順位が逆転してしまいました。

エッセンドンはFWがピリッとしませんでした。マーク(キックしたボールをノーバウンドで取ること)が上手くできず、こぼれたボールを相手DFにターンオーバーされてしまうことが多かったです。

また、ビハインドも多い。ゴールを狙うキックをする際に相手からのプレッシャーがかかっているのも原因のひとつですが、角度のないところから狙うシーンも多いです。

FWラインでの連携がうまくいけば、ハンドでボールを回しプレッシャーの少ない部分からキックできるなどもう少し改善されるかと思います。ただ、メンバーもたくさん代わっているので連携を強く意識するのは難しい部分もあります。

DFの要、ベテランのフレッチャーも早い段階で怪我をしてしまい交代。また、空中での競り合いに強いDFとして活躍しているカーライルも終盤に足首を痛めベンチへ。

試合中のジェームス・ハード監督も冴えず、黙り込んでしまうシーンが多く見られました。点差は開く一方で、そのまま試合終了。



いいプレーももちろんありました。
【1分58秒】のプレー。
スタントン、素晴らしいフォローに入ってそのままゴール!



ファーストクウォーターの終了後にはこんなシーンも。
ヘッペルを後ろからボンと押したらチームメイトは黙っていません。

どうすればあのスピード感あふれるチームが戻ってくるのか。
来週はリッチモンド。
ここで勢いを取り戻せなければ今シーズンは終わりです。
踏ん張ってくれ、エッセンドン!

<AFL TV観戦記> シーズン前半の勢いが懐かしい・・・。

Posted Date:2012/08/16(Thu) 08:46

カンガルーズ相手に76-100で負けてしまいました。ハーフタイムに入るまでは2点リードと互角の戦いでしたが、後半は押され気味に。

後半のキック成功率が低く、ターンオーバーをされてそれをチェイスしている間に疲れてしまい、ボールを奪い返しても攻撃に転じるだけのスピードが残っていなかった。そんな感じでした。

ハイライトはこちらです↓


【映像1分35秒のプレー】
ヘッペルがサードマンアップ(ラックマンではないプレーヤーがラックワークに参加することです。)でボールを弾き、ロナルガンへ。すぐにキャプテンのジョーブにボールを出し、ジョーブは得意のハンドパスそしてスピードのあるデイビーがゴール!

本当は素早いハンドパスが得意なチームなのだと思いますが、ここ最近の試合ではこういったプレーを見られるシーンが減ってきている気がします。


Jake Melkshamは素晴らしいマークを取っていました。

エッセンドンはファイナル出場ギリギリの8位。
シーズンは残り3試合、カールトン(11位)、リッチモンド(12位)、コリンウッド(3位)と続きます。

特にリッチモンド戦は要注意。カールトン、コリンウッドは気合いを入れて戦えそうですが、リッチモンドはふっと気が抜けちゃいそう。
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