榊道人

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まだまだアンパイアとAFLアンパイア

Posted Date:2012/06/19(Tue) 23:11

日曜日はトップリーグのフィールドアンパイアを行いました。試合のないチームにとってはいいフィットネスの維持になります。
特にバウンダリアンパイア。ライン沿いを行ったり来たり、先のプレーを読んで動いていても走る距離は多く、スプリントが必要なシーンも多いです。

AFLは最近バウンダリアンパイアを両サイドに1名ずつ追加しました。今まであの大きなグラウンドのサイドラインを1人で見ていたなんて信じられません。

また、フィールドアンパイアは常に判断が求められ、ゴールアンパイアは得点に直結するため判定にプレッシャーがかかります。

この日は2ゲームともフィールドアンパイアを行い、試合中に集中するいいトレーニングにもなりました。他のアンパイアともコミュニケーションを取りながら、プレーヤーにも声をかけ、2ゲーム終わると頭が疲れました。

ルールを学び、映像を見れば見るほどAFLのアンパイアのすごさが分かります。年々ゲームスピードが上がる中で、後でスローモーションのリプレイを見て気がつくようなことも、ゲーム中にきちんと判断していることに驚かされます。プレーヤーとしても見習うところの多いアンパイア。日曜日は改めてアンパイアの大変さを感じました。

AFLの試合日のアンパイアについて興味のある方はどうぞ見てください。

追い上げたものの、、、

Posted Date:2012/06/12(Tue) 21:39

先週末のエッセンドン、また負けてしまいました。相手はシドニー・スワンズ。シドニーは5年ほど前に2年連続でグランドファイナルに進出し、最近も安定して上位に食い込んでくるチームです。

序盤、エッセンドンが押し気味に試合を進め、何度も何度もインサイド50mに攻め込んでいました。が、ファーストゴールを奪ったものの、その後が続かずビハインドの連続。先週の試合がよぎりました。ビハインドが続くとなかなかゴールが入らないもので、特にセットショットの際はプレッシャーがかかってしまいます。



セカンドクウォーターもシドニーのものすごいプレッシャーにやられ何もできず、せっかくターンオーバーしたボールもすぐにつぶされてしまいます。サードクウォーターの途中まで1ゴールのままという厳しい展開になりました。

ラストクウォーターに入る際には27-74と大差がついていましたが、ポジションを少し変えてあれよあれよと言う間に挽回。シドニーの足が止まり、プレッシャーが緩むと中盤で得意のスピードに乗ったハンドパスがつながり始め、流れに乗りました。最後はラスト2分でどちらが勝ってもおかしくない展開に。

結局は追い上げ届かず4点差で負けてしまいましたが、試合中盤のあの一歩的な流れを止めて再び自分たちのチームに引き戻したのはすごくよかったと思います。

この日は背番号「21」 Dyson Heppell(ダイソン・ヘッぺル)選手のマークが褒められていました。昨年AFLにデビューし、全試合に出場、さらにチーム内でも上位に入るボールタッチ数。2011年のAFLのライジングスター(新人賞)に選ばれました!


Essendonまさかの・・・

Posted Date:2012/06/09(Sat) 12:06

ちょっと遅くなってしまいましたが、先週の試合。

エッセンドンが今シーズン勝ち星のない、メルボルン・デーモンズに負けてしまいました。当日は雨模様。前半からエッセンドンは得意のFWでのプレスを仕掛け、ターンオーバーを連発。FWラインでゲームを進めていました。が、この日は雨。グラウンドもすべり、スキルも安定せず、奪ったボールも落ち着かずにゴールが遠い。攻めてもビハインドが多くなかなか得点につながらない。

それでもペースを落とさずに次々にプレッシャーをかけて、、、ボールは奪う。でもそのボールをつなげない。かけたコストが回収できないまま、徐々に消耗してきました。

スキルのあるチーム、戦い方・戦術に自信のあるチームの落とし穴でもあると思います。成功例をなかなか捨てられない。泥試合に巻き込まれたくない。クリーンにプレーしたくなってしまいます。そこが乗り越えられなかった。

もちろんメルボルンが思い切り良くプレーしていたのが勝ちにつながったのかもしれませんが、エッセンドンのバタバタした展開が目立ちました。
ラウンド10が終わり、同じ勝ち点で4チームがトップに並んでいます。ますますAFLが面白くなってきました。

R246 Lions Round 2

Posted Date:2012/06/06(Wed) 08:44

日曜日はトップリーグの2戦目でした。初戦は差をつけられて負けてしまったので、プレーヤーのポジションを変更し、またDFラインの練習を中心に行ってきました。

初戦のテーマはFWにスペースを空ける、フォローの動き、リードマークとコンテストマークのメリハリ、の3点でした。今回は初戦の反省を生かしてDFのつき方と1対1のコンテスト、この2点を試合のテーマに。

DFはリーダーを中心にポジションを微調整。中盤の様子を見ながらDFのつき方を工夫しました。内側をしぼるのは基本ですが1対1で負けないようにポジションを工夫しました。

また、1対1のコンテストは常に課題になるようなテーマですが、ライオンズは「確実にボールに行く」、「勝負をかけるタイミングを少し遅らせる」ことを意識しました。1対1は体を当てるのはもちろん、ボールを常に観察しているのもとても大切だと感じています。

試合結果はボークス相手に2ゴール差で負け。
チームとして当日は決して悪い内容ではなく、役割分担がうまくいました。ベンチワークを管理してくれるプレーヤーもいてローテーションもうまくできていました。DFも新しい守り方にしてはかなり良くなっていました。
ターンオーバーしてからFWにつなぐイメージを持つ。ここを少し練習していきたいと感じます。ボールが連続してポゼッションできる機会が少なく、ボールをキープしている時間が短かったため、うまく攻撃を組み立てることができませんでした。

1試合目はキックしてボールをつなぐことを中心に、2試合目はDFを中心に、そしたらまたボールをつなぐ課題が出てきた。こうやってジグザグとチームは進んでいくのだと思いました。

負けは負け。スキルの差も随分あり、点差以上に押し込まれていた。でも試合は少しずつ成長していくとてもいいきっかけになります。無駄にしないよう取り組んでいきたいです。

エッセンドン快走!

Posted Date:2012/05/25(Fri) 22:11

ラウンド8もエッセンドンは勝利を収め、今シーズンはファイナルが確定しそうな勢いです!相手はリッチモンド。試合開始早々にパディー・ライダーが調子よく得点を重ね、先週同様に大差で勝てるか?と思いましたが、そうは甘くありませんでした。

サードクウォーターから調子を崩し、徐々に追い上げられてついには逆転を許しました。どうやらエッセンドンのボールつなぎを真似?されたような・・・。早い段階でプレッシャーをかけて奪ったボールをどんどんハンドパスで回し、FWへキック。本来はエッセンドンが得意とするスピードに乗ったバンドパスをものの見事にやってのけられました。

ファイナルクウォーターはエッセンドンもリッチモンドの攻撃に対応し、徐々にペースを取り戻しましたが、ヒヤヒヤさせられる展開になりました。

AFLのコラムに書いていましたが、同じ戦い方をするチームがずっと優位に立てることはない。リアルタイムで多くのスタッフがゲームを分析しながら試合運びをするため、常に相手の出方を見ながら変化し続けなくてはいけない。試合の序盤と中盤でまるで違うチーム同士が戦っていうような、そんな試合になりました。

やはり対応力が重要。コロコロ変化させるという感じではなく、いくつもオプションを持っている。常にオプションの質を向上させている、そんなエッセンドンの強い一面を見ました。

昨年のようにシーズン後半に失速しないでこのまま変化し続け、勝ち続けてほしいです。

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